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HOME > EL RECORDS > MY TURNTABLE Vol.14 : TEXT Akira Maruyama

NEWS

MY TURNTABLE Vol.14 : TEXT Akira Maruyama

こんにちはスタイリスト丸山です。

年明けましたね。2015年最初のマイターンテーブルです。

しかし! もう14回目ですよ? 二ヶ月に一回なのでもう二年以上もやってるんですね~。我ながらスゴイ持久力!!!

さて今回は今までにないパターン、ワンアーティストのみのご紹介です。僕のココロの中にずーっと生き続けている多くのフェイバリットアーティストの中の一組にスポットを当てています。

ご紹介させて頂くアーティストはアメリカのワシントン州アバディーン発のバンド、ニルヴァーナ。僕らの世代ではやはり切っても切れない、そして1994年に惜しくも帰らぬ人となってしまったボーカルのカート・コバーンを含め忘れることのできない存在です。でもこれ言うと結構、「へえ~。ニルヴァーナとかも好きなんだ」。という反応も多いんですよ。自分のスタイリングの方向性が英国的なのでそう言われるとは思うんですけど。

でもね、やはりニルヴァーナを始めとするオルタナというジャンルは、自分の生き方や仕事に対する発想の基盤となっているんですよ。そしてさらには自身のファッションスタイルの基盤にもなってる。

僕的にはセックス・ピストルズのジョン・ライドンにも通じるカリスマ性をニルヴァーナのカート・コバーンには感じる! それくらいカートの存在感は大きいですね。僕はジーンズをカスタマイズして穿くのが好きというか、カスタマイズしないと気がすまないタチなんですけど、これはカートからの影響ですからね。

そしてあの天才的なまでのコーディネートバランスの旨さ! リーバイス501に普通のカーディガンやネルシャツみたいな真似しやすいアイテムなんだけど彼が着ると普通ではなくなってしまう! なんでなんだろ? やはりそこが天才たる所以ですかね。

まあファッションに関しての発言というのは殆ど無いカートですが。。。

しかし僕はね、彼のスタイルって絶対に確信的だったと思うんですよ! ファッションにこだわっていない感を前面に出しつつもかなり緻密に計算されたスタイルだと思う。コーディネートを仕事としている自分としては偶然あのスタイルになるはずが無い! と断言出来る。そしてそのスタイルもバンドサウンドを含めた自己表現の一つとしていたと思うんですよ。正にスタイリスト的なコーディネートバランスの旨さだと思う。

ある意味カート・コバーンはそれまで存在しなかったロック・スター像をスタイルも含めて創りあげた。そして90年代以降のロックの在り方の一つを示したと思います。そういった所から自分の中に生き続けるフェイバリットアーティストの一人にもなりましたね。

僕は彼らの大ヒットしたセカンド・アルバム、「ネバーマインド」 からニルヴァーナを聴き始めたので、ある意味後追いなのかな? 当時渋谷のストレンジ・ラブ・レコードっていうオルタナ専門店みたいなレコード店でニルヴァーナを始めとした80'S-90'Sのバンドを色々と教えてもらったな~。ソニック・ユース、ビッグ・ブラック、アリスインチェイン、ダイナソーJRなんかね。僕らは別名ニルヴァーナ屋さんって呼んでた! 本当に色々聴いた、そして学んだ! それが今の自分のクリエーションの大きな柱の一つであるのは確か!!!

まあ、語り始めると止まらないですね。それでは今回は盛りましてのベスト6です!

■STYLIST 丸山 晃(AKIRA MARUYAMA)
1977年長野県生まれ。2000年スタイリスト馬場圭介氏に師事。2007年独立。
雑誌、CM、ミュージシャン等のスタイリングを手がける。

MAGAZINES:HUgE、GRIND、Popeye、MEN’S NON-NO、MEN’S JOKER、MEN’S FUDGE、BRUTUS
CATALOGUES:HYSTERIC GLAMOUR、CA4LA、MOTEL、FRED PERRY LAUREL、DUFFER of St.George、LITHIUM HOMME、MEN’S BIGI、DISCOVERED、YELLAW、BED J.W. FORD、Scye、Boycott
ADVERTISEMSNT:花王 ”MEN’S Biore”、”サクセス“、コカ・コーラ “アクエリアス ビタミンガード“、Semir
SHOW:DISCOVERED 2011SS、2012SS、Paul Smith x MEN’S NON-NO25周年記念SHOW
ARTISTS(順不同、敬称略):松田翔太、小出恵介,永山絢斗、中島卓偉、綾瀬はるか、THE BAWDIES、大野拓朗、Kainatsu、Shinee、NAOTO

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RADIO FRIENDLY UNIT SHIFTER / NIRVANA (1993年)

ライブ映像 http://goo.gl/jiejIN

これライブの方が断然カッコ良い曲なんですよ。これぞニルヴァーナって感じのテンションが好きですね。そして色んな曲の中でも一番バンド・サウンド的だと思う。

イン・ユーテロというサード・アルバムにしてラスト・アルバムのスペシャル・エディションについているライブDVDの映像で、これが一曲目になってます。1993年12月13日、シアトルのPIER48でのライブ映像だそうです。

そしてこの映像、よーく見て! カートの背中。カーディガンが真ん中から切れてるんです。これね〜、絶対に偶然ではない確信犯だと思う! ウマイよね。一見普通のスタイルに見えるのに何か特別なものにしてしまうポイント作りが・・・ 天才的です。

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LOVE BAZZ / NIRVANA (1988年)

Listen! http://goo.gl/GTIobc

サウンドのガレージ感が良いですね。そしてドライブするベースとカートのギターの絡みがクール!

これはファースト・アルバムのブリーチに収められている曲。そしてこの頃はメジャーレーベルではなくインディーズレーベルのサブ・ポップからのリリースです。まあ、予算無い感が良い方向に出た名曲ですね。

しかし、この曲って実はカバーなんですよね〜。60年代のオランダ発サイケデリックバンドでヴィーナスという曲が大ヒットしたショッキング・ブルーがオリジナルなんです! カートって実はとてもポップセンスがある人でこんな曲を選んでしまうあたりがクールだと思う。

しかしね、ニルヴァーナのバージョンは全くカバー感無いです。別モン! これはもうニルヴァーナの曲と言っても良いですよ。

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TERRITORIAL PISSINGS / NIRVANA (1991年)

Listen! http://goo.gl/5HGqxh

3位は大ヒットアルバム、ネバーマインドの収録曲。AFDという3つのコードしか使っていない直球のパンクです。やはりカート・コバーンはパンクの申し子だなというのが良く解る僕的には嬉しい曲です。

しかもこれが世界的な大ヒットアルバムに入っているのが良いですね! 楽曲が持つイキオイと低音を引き締めるベースラインがクールです。ラストのドラムも良し! 良いとこだらけ!!!

このラスト部分のドラムを叩いているのが、デイブ・グロール。現在はフー・ファイターズとして活躍していますね。

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HEART SHAPED BOX / NIRVANA (1993年)

オリジナルPV http://goo.gl/WMndL

この曲はPVの映像が抜群に良いです。ニルヴァーナの世界観が具現化された素晴らしい作品だと思います!

この曲はラストとなったアルバム、イン・ユーテロに入っているのですが僕的にはこのアルバムがニルヴァーナのベストだと思っています。アルバム全般とてもヘヴィーな曲調のものばかりなんですが、最もカートの深層世界が見えるというか。。。 このPVも正にそうだといえるかな? でも最後に脱力したかのように笑うカートがマヌケな感じでちょっと可愛いよね。

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NEGATIVE CREEP / NIRVANA (1989年)

ヨーロッパでのライブ映像 http://goo.gl/Ts0dGT

オープンコードのAからFへのスライディングがスゴイですね。ギター弾く人なら解るかな? 全編右腕をネックの上で高速スライディングさせながら歌うカートがクール!

そして全編シャウト! これもニルヴァーナらしさの一つですよ。なのであえてライブ映像にしてみました。いかにエネルギッシュでカオスなライブだったかがなんとなく解るかな〜。

ニルヴァーナをあんまり知らない人でもMTVアンプラグドでアコースティックギターを手に歌うカートは知ってるかもね。でもこれがニルヴァーナの本質ですよ! パンクの申し子なのです。

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SON OF A GUN / NIRVANA (1992年)

オリジナルPV http://goo.gl/KylqlZ

1992年にB面曲や未発表曲を集めてリリースされたコンピレーション・アルバム、インセスティサイドに収録されたカバーソングが6位です。

原曲はグラスゴーのインディーズ・バンド、ヴァセリンズによるとてもポップな曲調のもの。当時無名だったヴァセリンズはニルヴァーナに取り上げられることによってメジャーバンドとなりました。

当時無名だったバンドを大ファンだと公言してしまうあたり、カート・コバーンのポップセンスとミュージック・ジャンキーっぷりは、大したものです。

でもね、こういった曲っていわゆるディストーションギターの音を嫌うアンチロックファンとロック好きの人達を結ぶ架け橋みたいなものだと思うんですよ。だってニルヴァーナみたいな音が好きではない人でヴァセリンズみたいな音が好きって人、けっこういますからね。

そういった訳でニルヴァーナというバンドはパンクでポップで、でも演奏はハードロックで。というそれまでにない独特な感性を持ったミュージシャンだったと思います。そしてカートの天才的な脱力系スタイリングが加わることによって視覚的な部分でも新境地を開いたのではないかな?

ニルヴァーナに関しては色々な想いがあるので、まだまだ言いたりない感じですがこの辺で。それではまた次回お会いしましょう!