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HOME > EL RECORDS > MY TURNTABLE Vol.5 : TEXT Akira Maruyama

NEWS

MY TURNTABLE Vol.5 : TEXT Akira Maruyama

早くも5回目、MY TURNTABLE。こんにちは!スタイリスト丸山です。

今回は僕の大好きなシューゲイザーのトップ5ではなくトップ6!です。いつもより少し多め。。。

シューゲイザーというジャンルの金字塔的な名作「ラブレス」を1991年にリリースした「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン」。通称マイブラが、なんとフジロック出演!ということで祝!フジロックですよ (でも僕はすでに2月にスタジオコーストで行われた単独公演に行ってるんですけどね。ちょっと自慢)。

ところでシューゲイザーって何?という人の為に軽く解説を。「シューゲイザー」という言葉がメディアで初めて使われたのは、1990年初頭にイギリスの音楽誌「サウンズ」に掲載された「ムース」というバンドのライブについての批評記事上なんだそう。このライブでムースのボーカル、ラッセル・イェーツは、曲の歌詞を覚えられずステージの床に貼り付けた歌詞カードを見ながら歌唱&演奏していた。その光景はまるで靴を見つめているかのようで、それを見た同紙の記者がこの批評記事で「シューゲイザー」 (靴を見つめる人) と表現したそう。そこから一部のメディアが揶揄を込めてシューゲイザー (シューゲイジング) と呼ぶようになったのが始まりなんです。

まあ、自分も調べて始めて知ったんですが、へぇ~~ですよね。音の方はエフェクターなどで極限まで歪ませた、いわゆるディストーションギターとフィードバック・ノイズを多用したサウンドがメインですが、その壁のようなディストーションギターサウンドにポップなメロディーというのが特徴ですね。憂いがあるボーカルスタイルも特徴といえば特徴かな。

ところで、同じ1990年代初頭といえばアメリカではオルタナが全盛で、こちらもフィードバック・ノイズに爆音のディストーションギターというのがメインのバンド、ソニック・ユース、ニルヴァーナ、ダイナソーJrなんかが人気でした。しかし彼らとの違いは音数の違いかな~。とにかく彼らは弾きまくる!かき鳴らす!という感じ。そしてボーカルは憂いがなくてシャウト中心。

でもUKバンドを中心に盛り上がったシューゲイザーは、単調なリフで音数少なめ。バックで奏でるという感じ? そして何よりメロディーも含めて美しいですね。ギターサウンドがね、歪みという域を超えて何かバイオリンのようなサウンドなんだこれが!だから総合的には激しいものではなく美しいものになってる。

何となく全体がベールに包まれた霧の中で鳴っているようなサウンド、そして少しゴスの要素も感じるダークなイメージは大好きですね。僕的にはたぶん死ぬまで心の中に残る音楽ジャンルの一つだろうな。うん。。。

という訳でシューゲイザーベスト5ではなく「ベスト6」です。

■STYLIST 丸山 晃(AKIRA MARUYAMA)
1977年長野県生まれ。2000年スタイリスト馬場圭介氏に師事。2007年独立。
雑誌、CM、ミュージシャン等のスタイリングを手がける。

MAGAZINES:HUgE、GRIND、Popeye、MEN’S NON-NO、MEN’S JOKER、MEN’S FUDGE、BRUTUS
CATALOGUES:HYSTERIC GLAMOUR、CA4LA、MOTEL、FRED PERRY LAUREL、DUFFER of St.George、LITHIUM HOMME、MEN’S BIGI、DISCOVERED、YELLAW、BED J.W. FORD、Scye、Boycott
ADVERTISEMSNT:花王 ”MEN’S Biore”、”サクセス“、コカ・コーラ “アクエリアス ビタミンガード“、Semir
SHOW:DISCOVERED 2011SS、2012SS、Paul Smith x MEN’S NON-NO25周年記念SHOW
ARTISTS(順不同、敬称略):松田翔太、小出恵介,永山絢斗、中島卓偉、綾瀬はるか、THE BAWDIES、大野拓朗、Kainatsu、Shinee、NAOTO

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SHADOW / WILD NOTHING (2012年)

LISTEN! http://goo.gl/ej1Im

アメリカのバージニア州発!?。。。「ワイルド・ナッシング」の代表曲。3月に行われた初来日公演でも一曲目がこれでしたよ。

彼らはシューゲイザーと評される一方でドリームポップとも言われていてオリジナルの90年代シューゲイザーに比べるとかなりポップな印象。でもこれは現代の解釈として僕は非常に有りだと思います。

シューゲイザーというジャンルもロックの一つの表現として確立した現代において、未来へ向かうシューゲイザーサウンドの一つとして注目してますね。

この曲のPVはないですが、上記のLISTEN!のURLで出てくるYOUTUBEの画面右で他の曲のPV見てみてね。けっこうクールでお洒落な感じに仕上がってますよ。

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KALEIDOSCOPE / RINGO DEATHSTARR (2011年)

オリジナルPV http://goo.gl/tDxeY

さて、今度はアメリカのテキサス州発の「リンゴ・デススター」です。。。 UKじゃないんですよね、でもこれがネット社会の現代ですよ。良いものに国境は無いです。

バンド名はビートルズのドラマー「リンゴ・スター」とスターウォーズの「デススター」を掛けあわせたそうです。本気なのかフザケてるのか。。。

しかーし!彼らはシューゲイザー直系ですよ! シューゲイザーの正統継承者という感じのサウンドはとってもクールです。ちょっとグランジな匂いもするけどそれが逆に現代的なスパイスになってる、大好きですねこの感じ!

メンバー達は日本が大好きみたいで日本のバンドや映画をよく知ってて、そこからの引用も歌詞の中に沢山あるんだって。

そしてもう一つ大きな特徴!!! ベース時々ギターの女性メンバー、アレックス・ゲーリングさんが可愛すぎる。。。 ロック・ミュージシャンでこの可愛さは反則ですよ。これだけで聴いてみたくなるもんね。ホントにモデル並み!と思ったらモデルもやってるそうです。

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CASTLE / DEAR ELOISE (2011年)

LISTEN! http://goo.gl/Wnk0W

そして、なんと中国の北京発!!!「ディア・エロイス」が3位!

実は以前からスゴく紹介したかったバンドなんですよね。中国語ってこういう正統派シューゲイズサウンドに合うんですよ、ビックリです。UKのバンドと比べても遜色ないクオリティー!!!

中国人のフィルターを通したサウンドは独特ですよね。すべてセルフレコーディングという録音機材の貧弱さが良い感じのガレージ感というか迫力に繋がっていてこれも魅力。。。

しかし、彼ら他国のシューゲイザーサウンド継承者と違うのは中国というお国柄ですよ。歌詞の内容が政治的なもののようで色々と活動の制約が多そうですよね。ライブを一切行っていないらしいのですが、その関係かな?

ある意味パンク!!! ガンバって欲しいアーティストです。

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KALEIDOSCOPE / THE BOO RADLEYS (1990年)

オリジナルPV http://goo.gl/QtH2p

英国リヴァプール出身の「ブー・ラドリーズ」 (やっと英国ですね)。マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ジーザス・アンド・メリー・チェインなどが所属するシューゲイザーの名門、クリエーションレーベルのアーティストです。

ダークでヘヴィーなUKバンドらしいサウンドですよね。カッコいい!荒削りなシューゲイザーという感じが大好きな一曲です。

でも、彼らをもっとも有名にした曲はWAKE UP BOO!という曲。。。 これがね、全く違うんですよ、このKALEIDOSCOPEとは。「史上もっとも気分が良くなる曲」と認定された究極の爽やかソングなんだね、これが。

つまり大胆な路線変更を1995年発売のこの曲でした訳ですよ、それで人気者になったという流れね。でも僕にとってはこの初期のダークな感じが「ブー・ラドリーズ」なんだよね。

ところで、このKALEIDOSCOPEって2位の「リンゴ・デススター」と同じ曲名。万華鏡のごとく翻弄するサウンドってこと? シューゲイザー達は万華鏡が好きなのか?

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SUGAR RAY / THE JESUS AND MARY CHAIN (1992年)

LISTEN! http://goo.gl/NK5gK

そして彼らもクリエーションレーベルのアーティスト、「ザ・ジーザス・アンド・メリー・チェイン」。通称ジザメリです。1984 年デビュー、「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン」と共にシューゲイザーを代表するバンドですね。

この曲はデビュー当時のフィードバック・ノイズとディストーションギター、そして1960年代のガールズポップのような甘いメロディーというシューゲイザーの基本形のようなサウンドから、ややインダストリアルな印象へと進化しつつある頃の楽曲。何かスゴく良いバランスでロックなんですよね、これが!!! この頃のジザメリに影響されている現代のミュージシャンは意外に多いのでは?と思ってます。

そしてスタイリスト的にはファッションに是非注目して欲しい!!! 特にデビュー当時から1990年代初頭くらいまでのボーカル、ジム・リードとギタリスト、ウィリアム・リードというリード兄弟のスタイルは今にとてもハマる感じですよ。

ダブルのライダーズジャケットなんかを多く着ていましたが、けっこうアメカジなアイテムも着ていたりして、例えばワイドシルエットの赤系チェックのシャツにスーパースキニーなブラックジーンズでウェイファーラー的なサングラス、そしてゴスっぽいヘアスタイルとかね。ヨーロッパから見たアメリカみたいな出来損ない感がスーパークール!!!

シューゲイザーってサイケデリック・サウンドの再構築という側面もあるので、そこから来てるのかも? だってサイケデリック・サウンドといえば1960年代後期アメリカの産物だからね。ウェイファーラーのサングラスは当時のアメリカンスタイルから来てるのでは?

初期にはオーディエンスに背を向けたまま演奏して20分でライブを切り上げるなど色々と荒くれ伝説もかましてくれている彼らですが、僕の中では本当にエバーグリーンなバンドです。

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NEW YOU / MY BLOODY VALENTINE (2013年)

LISTEN! http://goo.gl/pS8PH

さらにさらに、クリエーションレーベルのアーティスト、「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン」を紹介しない訳にはいかないです!!! 彼らのセカンドアルバム「ラブレス」 (1991年リリース) は一家に一枚といっても良い金字塔的なアルバム。

しかしね、紹介したいのはあえて新作の「mbv」からの一曲!美しいですねマイブラは健在で現在進行形ですよ。そしてフジロック出演! みんな絶対見に行くべきだよー。

最近の評価としてはライブが素晴らしく良い!!!というもの「ラブレス」の収録曲のような複雑な楽曲を1990年代初頭の機材ではステージで再現不可能だったのが、現代の機材ではアルバムの世界観を忠実に再現出来るということが大きいようです。

そしてね、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのサウンドはギタリスト、ケヴィン・シールズの力量が大きいんですね。彼のギターが生み出す美しくラウドな世界観は本当に唯一無二で、1990年代以降のバンドにおけるギターの在り方を示したんではないかな。現代のロックギタープレイヤーで彼の影響を受けていない人はいないと思う。

神々しささえも感じる「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン」も本当に僕の中ではエバーグリーンな存在。そしてシューゲイザーといえばクリエーションレーベルなのでレーベル創始者、アラン・マッギーにも感謝ですね。良質な音楽をありがとう!!! (因みにクリエーションレーベルは1999年に経営破綻してます。涙!)