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HOME > EL RECORDS > UK温故知新Vol.12 : TEXT MASA

NEWS

UK温故知新Vol.12 : TEXT MASA

暑い日々が続いていますが、どのようにお過ごしでしょうか?
UK温故知新の12回目です。

今回はエレクトロポップについて。。。

皆さんはエレクトロポップってワードは聞いたことありますか? 後のエレクトロダンスミュージック全般に影響を与えたといわれるエレクトロポップのミュージシャン達。実はおおよそ1978年から1982年くらいの、ものすご~く短い期間にしか存在していないんですね。そしてその多くは英国のミュージシャンだったんです。

では、、、エレクトロポップとはどのようなものなのか? 簡単にいうと機械的で冷たい電子音を前面に打ち出したものが中心で、ちょっとSF的というか現実社会とはかけ離れた内容の歌詞が多いんですね。

彼らが大きな影響を受けているのはデヴィッド・ボウイとブライアン・イーノによるベルリン三部作といわれる 「ロウ」、 「ヒーローズ」、 「ロジャー」 というアルバム。そしてドイツのバンド、カンやクラフトワーク、さらには日本のイエロー・マジック・オーケストラなどなど。。。 さらに英国ということで重要なのは、当時流行の兆しがあったニュー・ロマンティックスという退廃的で中世のスタイルからインスピレーションを得たファッションと密接に関わっているということ。

このニュー・ロマンティックスは男でも化粧をして中世の貴族みたいに美しく着飾るのがポイントで、不思議とこの無機質な電子音を強調した音空間ととーってもマッチしたんですね。言い換えればテクノ・ゴスとでもいえば良いのかな? 当時の英国クラブミュージックはこれが中心でした。まあ音のジャンルは少し違うけどカルチャークラブのボーイ・ジョージなんかはこの流れで有名になった人ですね。

それで、最初にエレクトロポップの存在期間って1983年って書いたよね? ここからがポイントなんです!!! 無機質かつSF的な音空間が特徴だったエレクトロポップ業界に異変が起こる。。。 それまではエレクトロポップのミュージシャンとされていたマンチェスターのバンド、ニューオーダーが歴史的なシングル 「ブルーマンデー」 を1983年にリリースしました。この曲は電子音を用いながらもレイブカルチャー的なダンスミュージックであり、とても聴きやすいポップな一面も持っていたのです。

ここから英国音楽シーンの電子音楽全般に対する認識は一変して、電子楽器+バンドサウンドで作るいわゆるチャート重視の聴きやすいものへと移行していったのですね。この頃からエレクトロポップからシンセポップと呼び名も変化しています。そして折しも日本では、イエロー・マジック・オーケストラが同年にそれまでの無機質な音空間を脱却して 「君に、胸キュン。」 というポップソングをチャート上位に食い込ませています。日本ではテクノポップと呼んでましたね。これは和製英語です。海外ではシンセポップ!

でもね。こんな遍歴を経たエレクトロポップですが、時代を考えるとやはりパンク・ロックが時代を開いてくれたと思いますよ。クリエーションとは自由で良いしやってはいけないことなんてないんだと気づかせてくれたことで、当時はと~ってアンダーグラウンドだったエレクトロ系のミュージシャン達もメジャーフィールドで活躍するチャンスを得たと思う。因みにパンクロッカーのレジェンド、セックス・ピストルズは1976年デビュー、イエロー・マジック・オーケストラは1978年デビューです。ねっ! そういう流れだと思うんだよね。

その後のシンセポップに関しては次回ご紹介します。今回はエレクトロポップのミュージシャンの5曲。ではではどうぞ。。。

イメージ画像

ARE FRIENDS ELECTRIC / TUBEWAY ARMY(1979年)

(オリジナルPV http://goo.gl/qUS7sp

エレクトロポップといえば、この人! というかバンド! のチューブウェイ・アーミーです。ボーカルは英国ハマースミス出身のゲイリー・ニューマンという人で、なんかロボットみたいな風貌なんですよね。

クラフトワークもそれっぽいけど、存在の濃さでいうとゲイリーさんの方に軍配が上がる。。。

正に電子音だよね! でもまだまだダンスミュージック的では全くないよね。初期のエレクトロです。

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TAINNTED LOVE / SOFT CELL(1981年)

(オリジナルPV http://goo.gl/hbhHW7)

英国リーズ出身のソフト・セルは電子音を前面に打ち出しながらもボーカル、マーク・アーモンドさんのソウルフルな歌声が特徴です。

マーク・アーモンドとデイブ・ポールの二人によるソフト・セル。活動開始当時は以前に紹介したノーザン・ソウル的なアプローチをノイジーに展開するという変わった趣向の音空間を作っていたのです。

それでこのソウルフルな歌声なのですね。意外にマッチしている電子音とのコンビネーションが受けて大ヒットした曲です。

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VISAGE / FADE TO GREY(1980年)

(オリジナルPV http://goo.gl/UWGaZ)

当時ナイトクラブを経営していたスティーブ・ストレンジさんを中心としたバンド、ヴィサージは最初に解説したニュー・ロマンティックスを代表する存在でした。

このスティーブ・ストレンジさんですが、いわゆる夜の有名人でと~ってもファッション好きであったため、当時のクラブファッションに多大な影響を与えた人なのです。

現在でいうところのファレルなんかと同じくらいの影響力はあったんですよ! まあPV見る限り究極のゴスという感じですが、当時はこれで街を歩いていたんだから恐るべしです。。。

これもエレクトロポップの一つの形! 因みにスティーブ・ストレンジさんはデヴィッド・ボウイの大ファンで自ら経営するクラブでデヴィッド・ボウイ・ナイトというイベントを定期的に開催していたそうで、このヴィサージというバンドはそれが基盤になっているそうです。

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BLUE MONDAY / NEW ORDER(1983年)

解説にも登場したマンチェスターのバンド、ニューオーダーによる歴史的な一曲です。どうですか? 他の曲に比べると断然ビート感があって聴きやすいですよね。

この後にエレクトロはダンスミュージックに向かうバンドとヒットチャートを狙うよりポップな方向へと向かうバンドと二極化していくのです。つまりここがターニングポイントなんですね。

ニューオーダーとは元々イアン・カーティスという人物をボーカルとしたジョイ・ディビジョンというバンドとしてスタート。そして後にイアン・カーティスが自殺し、残されたメンバーで結成したバンド。ジョイ・ディビジョンはエレクトロポップではなかったけど無機質なイメージはエレクトロポップ的ではありました。この曲はその時代から続いたクリエーションの頂点の一つといえますね。

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TECHNOPOLIS / YELLOW MAGIC ORCHESTRA(1979年)

(オリジナルPV http://goo.gl/3TGWmg)

では日本のエレクトロポップ・レジェンドということで、イエロー・マジック・オーケストラです。もうね曲の良さは際立ってますね。映像は古いけど曲は色褪せずです!

以前にも書きましたが当時、英国のカッテイング・エッジな人々は自国のエレクトロポップ・ミュージシャン達はイエロー・マジック・オーケストラのマネでしか無いと思っていたそうですよ。

エレクトロポップの基盤となったミュージシャンは居たけど、ある意味エレクトロポップというジャンルを確立したのは、このイエロー・マジック・オーケストラでは無いでしょうか? 皆も興味あったら聴いてみてね。特にファーストアルバムの 「ソリッド・ステート・サバイバー」 は名曲揃いですよ!!!

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いつもなら今月のこの人に注目!!!ですが、今回はお休みして以前からご紹介したかった映画を一つ。。。

いつもなら今月のこの人に注目!!!ですが、今回はお休みして以前からご紹介したかった映画を一つ。。。

その映画というのは「THX-1138」というタイトルのもの。この映画なんとスターウォーズやインディ・ジョーンズで有名なジョージ・ルーカス監督のデビュー作なんですね!!!

(ディレクターズカット版予告編 http://goo.gl/Zkt0jY)

ストーリーとしては人名すら番号で管理されている25世紀が舞台。人類は広大な地下都市内で支給される精神安定剤を服用しながら、感情も娯楽も規制された単調な日常を送っているんだけど、ある日、女性ルームメイトのLUH-3417と主人公のTHX-1138は愛しあうようになって、タブーとされる肉体関係まで結んだことから、反体制分子として当局に逮捕される。。。 そして主人公THX-1138の地上世界への脱出が始まる、というものです。

まあぶっちゃけ個人的にはストーリーは若いな。という感じなのですが、圧巻なのは映像の素晴らしさと映画全体を包む独特な虚無感!!! これは特筆すべきものがあります。まさに今回ご紹介しているエレクトロポップに通じるような雰囲気を持った作品なのです。

しかもこれ1971年の作品なのですよ。ジョージ・ルーカスは27歳という若さで原作・脚本・監督すべて一人でこなして創りあげているのです!!! やはり天才なのですね。。。

お時間とご興味がある方は是非見てみてね! 圧倒されます。そしてエリミネイター的なスタイルがお好きな方なら絶対何らかのインスピレーションを受けると思いますよ!

それでは次回、シンセポップのご紹介でお会いしましょう!