LOG IN VIEW CART GUIDE CONTACT US
ACRONYM ADIDAS BY RAF SIMONS ADIDAS ORIGINALS
ADIDAS PERFORMANCE ADIDAS×WHITE MOUNTAINEERING ALYX
ANDERSEN ANDERSEN ARC'TERYX VEILANCE BAGJACK
BLACKMEANS×ELIMINATOR CHRISTOPHER RAEBURN CLAUSTRUM
COMME des GARCONS HOMME PLUS COMME des GARCONS PARFUMS CONVERSE ADDICT
C.P. COMPANY ED ROBERT JUDSON ELIMINATOR
FRED PERRYxJAMIE REID GOSHA RUBCHINSKIY HARDY AMIES
HI-TEC HTS74 HOKA ONE ONE ILA.xELIMINATOR
ISLE SKATEBOARDS JOHN LAWRENCE SULLIVAN JOHNSTONS
KIKO KOSTADINOV MACKINTOSH0001 MAHARISHI
PETER DE POTTER BY PROJECT RAF SIMONS RAF SIMONSxFRED PERRY
REEBOK FOR COTTWEILER STONE ISLAND THE OLD CURIOSITY SHOP
THE OLD CURIOSITY SHOPxQUILP BY Tricker's TIGRAN AVETISYAN TILAK
UMBROxILA.xELIMINATOR Y-3 YOHJI YAMAMOTO
DAIKANYAMA STORE EXCLUSIVE
COAT/BLOUSON/JACKET
SHIRT/TEE SHIRT/POLO SHIRT/SWEAT
KNIT
PANTS
SHOES
BELT/BAG/ACCESSORIES/ETC

HOME > EL RECORDS > UK温故知新Vol.15 : TEXT MASA

NEWS

UK温故知新Vol.15 : TEXT MASA

お待たせ致しました!3月にして、なんとUK温故知新2015年の第一弾目をお送りします!

今回は1950年代にロックンロールが生まれて以来、”男の世界!” みたいなイメージだったロックというジャンルにアイドル性と華やかさをプラスして表現の幅を広げてくれたグラム・ロックをご紹介。

まずはグラムロックってどういう意味でのネーミングなのか? 知ってますか??? とーっても簡単! グラマラスなロック=グラム・ロックなのです。まあこれで全てが説明できちゃう感もありますが。。。 それではどんなものだったのか?

ちょっとロックが進化してきた過程の話をしますね。60年代に英国でロックの歴史に欠かすことの出来ないバンドであるザ・ビートルズがデビュー! 当時の彼らはアメリカのロックンロールをコピーして歌う可愛い英国紳士達でしたが、その後にサウンド面やビジュアル面で革新的な進化を経て世界中に影響を及ぼすビッグバンドとなっていきました。

そのザ・ビートルズのクリエーションがノリノリであった1967年。彼らはサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブというアルバムをリリースします。このアルバムはそれまでのシングルヒットやラジオでオンエアーされる前提の1曲3-5分程度の曲が多数収録されているそれまでのアルバム作りを覆して、アルバム全体を通じて世界観やクリエーションを表現するという手法のもので、言い換えれば音のみで聴く歌劇みたいなものだったのです。

このアルバムは当時のロック界に多大な影響を与えロック=アートという図式が出来上がります。これはアート・ロックというジャンルとなりクリーム、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、ピンク・フロイド、ディープ・パープルなど様々なアート・ロックとカテゴライズされたアーティスト達がアルバムを通じてアート性を競っていったのです。因みに1969年発売ディープ・パープルのサード・アルバムは、素晴らしきアートロックの世界という邦題が付いてました。

そんなアート・ロックに注目が集まる中、静かにグラム・ロックの中核となるアーティストが登場します。それはデヴィッド・ボウイ、そしてマーク・ボランです。デヴィッド・ボウイは1967年にアルバム、ラブユー・ティル・チューズディでデビュー。そしてマーク・ボランはティラノサウルス・レックスというフォーク・デュオとしてアルバム、ティラノサウルス・レックス登場!! ( 英国タイトルMy People Were Fair And Had Sky In Their Hair... But Now They're Content To Wear Stars On Their Brows ) で1968年にデビューします。

この2人、デビュー当時はまるでアートスクールの学生のような風貌で至って普通だったんですね〜。さらにティラノサウルス・レックスは叙情的なフォーク・デュオでカルト的に一部では人気があったのですが、そんなに目立った存在ではなかった。そしてデヴィッド・ボウイに関しても叙情的でアート感ある曲をリリースしていたのですが、全く注目はされていなかったんです。

しかーし!!! 70年代に入って彼らはサウンドとヴィジュアル面で大きな変貌を遂げます。サウンド面では当時アート・ロックと平行して浸透しつつあったアメリカのブルースを基調としながらもヘヴィーで男っぽさを強調したハードロック的な要素を取り込むがごとく、共にエレクトリックギターをサウンドの中核としたキャッチーなものへ。そしてヴィジュアル面ではそれまでのメンズファッションを否定するかのごとく化粧をしギラギラでグラマラスなイメージの衣装を身につけたのです。

そしてバンド名もティラノサウルス・レックスからT.REXへ。デヴィッド・ボウイもソロアーティストからスパイダース・フロム・マーズというバンドを率いたバンドスタイルへと変革しました。

ここでグラム・ロックが生まれたのです。サウンドはヘヴィーなものではあるのですが、とてもキャッチーかつ乗りの良いものでヴィジュアル的にはある種、人間ばなれした宇宙人のようなルックス!!! いわゆるザ・ロックスターですね。

この頃は現代のロックンロール・レジェンド、ザ・ローリング・ストーンズも化粧をしていたんですよ! それくらい70年代初頭におけるグラム・ロックの影響力はスゴかったんです。そして反逆児的なイメージだったロックという音楽ジャンルにエンタテインメント性という新しい側面をもたらしました。

そしてとにかく女子受けが良かった! 自分の周りには絶対に存在していない男の子。さらに若くて美男子って感じなのかな? 当時は世界レベルのアイドルだったんですから。。。 そのくらいロック界では新しい側面だった訳ですね。

僕はもう少し後の70年代後期くらいから聴き始めたのですが、まあT.REXはいわゆるロック的なアプローチが強くハードロックの一連として聴けたのですが、デヴィッド・ボウイは何かアイドルみたいに感じてしまってあんまり好きではなかったですね。実際に日本でのファンはほとんどが女の子でしたから。。。 しかし英国では独特のクリエーションを持ったアーティストとして皆が認める存在でしたけどね!

その後もこのグラム・ロックというムーブメントを通じて英国ではロキシー・ミュージック、モット・ザ・フープル、ゲイリー・グリッター等、さらにアメリカからはアリス・クーパー、ニューヨーク・ドールズなど様々なグラム・ロック影響下にあるミュージシャン達がデビューしました。

そんな訳でシリアスなグラム・ロックファンから怒られそうなくらいザックリとしたご紹介でした! 本当はもっと深いところが色々あるけどね。。。 それではグラム・ロックのベスト5です。

イメージ画像

STARMAN / DAVIS BOWIE & THE SPIDERS FROM MARS (1972年)

スタジオライブ映像 http://goo.gl/p7FGqy

まずはグラム・ロックを代表する人物、デヴィッド・ボウイの曲です。色んな名曲があり過ぎて選ぶのが難しいですが、まあ個人的に好きな曲ということでのご紹介です。

しかしまあ浮世離れしてますね! この格好は。。。 自分の近くにこんな人いますか? これこそロック・スターですよ。ほぼ現実感が無い! ときどき映り込む一般人のお客さんとの落差が笑えますね。

ただ外見だけに囚われてはいけません。このスターマンが収録されているアルバム、ジギー・スターダストは名曲揃いの永遠に語り継がれる名盤中の名盤! 必聴ですよ。因みにこのアルバム、原題がThe Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Marsというのですが、邦題は発売当時アルバムコンセプトの理解に苦しんだ末、「屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」 というタイトルが付けられたそうです ( 意外に良いけどね! )。

イメージ画像

20TH CENTURY BOY / T.REX (1973年)

スタジオライブ映像 http://goo.gl/AgM5St

もう一人のグラム・ロックの立役者、マーク・ボラン率いるT.REXの曲が第2位。同じこと繰り返しますけど居ませんよね? こんな人。。。 でもT.REXも同じ! とーってもキャッチーで良い曲です。

このキャッチーさもグラム・ロックの大きな要素なのです。まさにエンタテインメントでしょ? 1位のデヴィッド・ボウイはどちらかというとアート色が強いですが、T.REXの場合はロックンロール! ブギー! イェ~! って感じです。

この曲は日本でもおなじみですよね。浦沢直樹さんの大ヒット漫画 「20世紀少年」 のタイトルの元ネタです。そしてCMソングとしても過去に何度か使用されています。因みにこの曲はアルバムには収録されていませんが、同時期に発売されたアルバムのタイトルはElectric Warrior ( 邦題、電気の覇者! )。 クールですね。そして映像を見ると正に電気の覇者! って感じです。

イメージ画像

VIRGINIA PLAIN / ROXY MUSIC (1972年)

トップ・オブ・ザ・ポップス出演時の映像 http://goo.gl/Y6eeFp

ボーカルのブライアン・フェリーを中心としたロキシー・ミュージックの名曲、ヴァージニア・プレーンが第3位。ロキシー・ミュージックはグラム・ロック的なギラギラ感というよりは男のダンディズムや美学みたいなものを特に追求していたバンドです。

まあそれでも十分に現実感無い格好ですけどね。。。 しかし80年代にはロックミュージシャンの中では珍しくメゾン系のハイブランドを着こなすお洒落バンドになっていったのです。

グラム・ロックとカテゴライズしてしまうのは僕的には少し違和感があるのですが、グラム・ロックの御三家です。このバンドにはフィル・マンザネラというギタリストが居るのですが、僕は彼の大ファンです。クールでシブい英国人ですよ!

イメージ画像

ROCK AND ROLL (PART1) / GARY GLITTER (1972年)

オリジナルPV http://goo.gl/60Jxzk

グラム・ロック界のにしきのあきらと呼ばれるゲイリー・グリッターをここで紹介しない訳にはいきませんね。まあ色物ではありますが、70年代初頭には前述のバンド達に負けないくらいの人気を誇っていました。

本名はポール・フランシス・ガッドという彼ですので、ゲイリー・グリッターはもちろん芸名。Glitter ( ピカピカ光る、派手な、ギラギラな ) ですので和訳すると 「ギラギラなゲイリー」 となるので、ある意味もっともグラム・ロック的な人なのかもしれませんね。しかしギラギラなゲイリーって。。。

この曲タイトルにパート1って入っているでしょ? もちろんパート2もあります。シングル盤のB面に入っているんだけど、これはナント、ロックでいうコール&レスポンスだけの曲。ロックンロール! イェ~みたいなのだけ!!! まあ時間と興味がある方は聴いてみて下さいね。どうでも良い感じの曲だけど。。。

イメージ画像

オレンジ色の月 / マルコシアス・バンプ (1990年)

スタジオ・ライブ映像 http://goo.gl/3Fqgh3

そして最後は日本のグラム・ロック! マルコシアス・バンプの名曲です。世界中に多大な影響を及ぼしたグラム・ロックはここ日本でもこんな素晴らしいバンドを生み出したんですよ!

ボーカルの秋間経夫さんは、まるでT.REXのマーク・ボランみたいだよね。形から入ったのも大きいとは思うけど、ここまでの演奏力とキャッチーかつハードな曲調はすでにグラム・ロックというカテゴリーを超越してます。

マルコシアス・バンプは結成が1985年だそうで、この頃だとグラム・ロックはかなり下火になってパンク、ニューウェーブなど次世代の音楽がもてはやされていたのですが、そういった意味ではニューウェーブ・オブ・グラムロックともいえる存在だったかもしれないですね。。。 良いバンドですよ!

イメージ画像

ベルベット・ゴールドマイン (1998年)

日本版予告映像 http://goo.gl/FuyZuN

今月のこの人に注目!!! は今回お休みしてグラム・ロックということで是非ご紹介したい映画を1つ。。。

このベルベット・ゴールドマインという作品。ややデフォルメされている感もありますが、グラム・ロックとはどのようにして生まれたのか? そしてどう衰退していったのか? が端的に見れる作品としてとても良いですよ!

この映画はグラム・ロックの時代を描いているのですが、残念ながらデヴィッド・ボウイの協力というか了承を得ることが出来なかったんですね〜。 しかしジョナサン・リース・マイヤーズが演じるブライアン・スレイドをデヴィッド・ボウイ、そしてあのユアン・マクレガー演じるカート・ワイルドをイギー・ポップに置き換えると実際のロックヒストリーそのままになります。

そして全体を包む70年代の雰囲気は必見!!! 70年代を描いた映画は色々あるけど、こんなロンドンのグラム・ロックスターとファン達のスタイルが満載な作品って無いでしょ?

因みにタイトルのベルベット・ゴールドマインとは、75年にリリースされたデヴィッド・ボウイのシングル、スペース・オディティのB面に収録された曲のタイトルなんですよ。興味ある人は是非一度観てみて。それではまた!!!