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HOME > EL RECORDS > UK温故知新Vol.5 : TEXT MASA

NEWS

UK温故知新Vol.5 : TEXT MASA

こんにちは。

ELIMINATORはUK的なファッションに対する視点や考え方がとても大きな柱になっているショップです。しかしUKといってもその中に色々な要素がある訳です。。。

ELIMINATORの大きな特徴はファッションのメッカであるロンドンだけではなく、北部のマンチェスターにも注目している点。マンチェスターユナイテッドのホームタウンだけに人間的にも熱い人が多い街ですね。

そして、僕的にはパンク・ロックと同じくらいのミュージックレボリューションと思っているマンチェスタームーブメントが巻き起こった街!!! 1977年、ロンドンのパンクムーブメントの後を追うように1979年にデビューしたジョイ・ディヴィジョン、その後に続くニューオーダー、ハッピー・マンデーズ、ア・サーティン・レシオ、オーケストラル・マヌヴァーズ・イン・ザ・ダークなどなど。。。 その後の音楽やファッションに多大な影響を残すバンド達がマンチェスターを世界の中心へとのしあげました。

そういったミュージシャンやそれに関わる人々、さらにはマンチェスターの熱狂的なリスナーなどを含めてMAD + MANCHESTER = マッドチェスターと親しみを込めて呼んでいたのです。。。 という訳で今回はマッドチェスターについて!

実はこのマッドチェスター、パンク・ロックやモッズ、そしてポスト・パンクみたいにあまり明確な定義はないのですね。当時よく囁かれたワードで「マンチェスターレイブオン!」というのがありました。個人的にはこれが正にマッドチェスターを表す最適な言葉だと僕は思っていて、とにかくマンチェスター発の音楽はダンス・ミュージック!!! しかも必ずロック的なニュアンスを含めたものでした。

ロンドンのパンク・ロックがメッセージ性を持ったポスト・パンクやオシャレ感を強調したニューウェーブなどに進化していく反面、ダークな音楽性を持つジョイ・ディヴィジョンに始まったマンチェスターの音楽はハイテンションなダンス・ミュージックへとシフトしていった訳です。

つまり、ダンス!ダンス!ダンス! 踊れなければマンチェスターの音楽ではなかったのです。その中心にはマンチェスター発のレコードレーベル、ファクトリー・レコードの経営で1982年にオープンしたハシエンダというクラブがありました。まさにこのクラブこそがマンチェスタームーブメントの中心だったのですね。

そして、当時マンチェスターピープルのスタイルはダンスすることを重要視するものなので、当然ドレスダウン。同じ頃のロンドンのクラブではニューロマンティックとかゴスとか着飾ることを凌ぎあっていたので全く正反対!!! これが後の「マンチェスターレイブオン!」というワードに繋がる重要な要素なのですね(^^)

サッカーが特に盛んなマンチェスターだけに、やはりドレスダウンといえばスポーツウエアなのですよね。アンブロとかアディダスとかプーマなんかの… でもそれをスタイリッシュに着ることがマンチェスターのファッションとなっていく訳ですよ。つまりね、ここで始めてスポーツウエアはファッションに昇格したのです。

そして、そんなマンチェスター人の音楽の楽しみ方はサッカー観戦時のサポーターのごとくアーティストとオーディエンスという垣根を超えて共に盛り上がる! 熱狂のカオス状態すよ。。。 これはバンドのライブでもクラブでのDJに対しても同じ! これこそが「マンチェスターレイブオン!」 = マッドチェスターだと僕は思ってます。

因みに「マンチェスターレイブオン!」のレイブというワード。これは現在では屋外で行う大規模なパーティーのことを指すものになっていますが、元々は休暇でスペインのイビサ島に出掛けたハシエンダのDJ達が13時間ぶっ通しで踊れるクラブがあることを発見。そのイメージを真似てハシエンダが行っていたオールナイトロングのイベントをオーディエンス達はいつしか熱狂的なとか、はめをはずして楽しむ、という意味を持つワードである「レイブ」と呼ぶようになり、そこに集まるオーディエンスは「レイバー」と呼ばれていました。

さらに、このレイバー達、デニムやチノ素材の超ワイドなレイバーパンツと呼ばれるボトムスに白いロンTやジャージ、そして必ずコットン素材のポークパイハットを被っていて足元には自慢のアディダスでした。まあ、踊れること優先のスタイルが生んだ独特なスタイルですね。これは以前に紹介した「ノーザン・ソウル」のワイドスラックスにタンクトップ姿が進化したものだともいわれてます。

つまりね、マンチェスターとはアクティブでカオスで熱いんですよ。クールなロンドンとベクトルの異なる男らしさというか質実剛健さというかね。。。 でもそれがカッコいいんだよねー! それで今回はマンチェスターの色んな事象に縁のあるマンチェスターミュージシャン達の楽曲ベスト5ですよ。

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STEP ON / HAPPY MONDAYS (1990年)

通称ハピマン! 彼らこそマッドチェスターでありレイブカルチャーの代弁者だと思います。とても無作法でだらしない。でも愛すべきボーカル、ショーン・ライダーは僕にとって永遠のヒーローですよ。見た目は全然クールじゃないけどね。

ダンス&ロックそしてドアーズ的なニュアンスも感じるサウンドは彼らの真骨頂ですが、その世界観がこの曲が収録されているアルバム「PILLS ‘N’ THRILLS AND BELLYACHES」でピークに達しています。一度聴いてもあまりピンと来ないかも??? とにかく繰り返し聴いてみてくださいね。頭から離れなくなってくるから。。。 (しかし先日の来日キャンセルはショックだった!!!)(オリジナルPV http://goo.gl/SJlzf

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DO THE DU / A CERTAIN RATIO (1979年)

文中にも出てきたハシエンダですが、このクラブがなければマンチェスターの音楽シーンが世界的に注目されることはなかったでしょうね。工事現場 (注意を促す様な!?) を思わせるようなブラック&イエローのストライプが象徴的に内装に使用されているのが目を引きますね。ファクトリー・レコードが経営していただけに。。。というところですかね。

このハシエンダですが、毎夜のDJプレイに加えてバンドのギグも数多く行われていました。様々なマンチェスター発のバンドはもちろん、売れていない頃のマドンナも出演を果たし、なんとローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイも出演を熱望していたそうです。

そんな出演ミュージシャンの中でも、ファクトリー・レコード所属でイブシ銀のダンス・ミュージックを奏でるア・サーティン・レシオは個人的に超おすすめですね。ジョイ・ディヴィジョン的なダークなイメージとダンサブルなリズムが高次元で融合したハピマンとは逆なベクトルを持つマッドチェスター!

因みに、ファクトリー・レコードは様々なプロジェクトに対して連番を付けるのが決まりだそうで、このハシエンダは51番目のプロジェクトという意味でFAC51です。変わり種ではレーベル設立当初プロデューサーであったマーティン・ハネットがファクトリーに対して起こした訴訟FAC61なんてのや、領収書にまでナンバーを付けていたという、嘘か本当か解らない話まであるぐらいです。(1979年ジョン・ピールセッション音源 http://goo.gl/DdH93

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24 HOUR PARTY PEOPLE / HAPPY MONDAYS (1987年)

またハピマンですが、マッドチェスターの本質を表すようなストレートなタイトルが良いですね! オリジナルPVのカオス状態な映像も彼ららしいというか。。。

そして実はね、この曲は何故にマンチェスターは世界を席巻したのか? が面白おかしく見れる映画のタイトルでもあるんですねー。英国ユース・カルチャーを知る映画としては「さらば青春の光」や「ジュビリー」などに並ぶ名作です。

ジョイ・ディヴィジョンやらハッピー・マンデーズやら実名で登場しますが、皆そっくりさん!!! とーっても似てる、ビックリです。とにかくハッピー・マンデーズのボーカル、ショーン・ライダーが空に現れたUFOに暗示を受けるシーンは笑える! そしてこのシーンを見るだけでもこの映画は見る価値ありですよ。(オリジナルPV http://goo.gl/WyMqn

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WONDERWALL / OASIS (1995年)

サッカーが人生の一部といっても過言ではない程のマンチェスター人。サッカー観戦に掛ける気合は半端ではありません! 特に地元でリーグ戦など行われる日には歩くのが危険なくらいの盛り上がりを見せます。

マンチェスターには世界に名立たる大メジャーチームの「マンチェスター・ユナイテッド」に加えて「マンチェスター・シティ」があってですね、ミュージシャンを含めた音楽関係者はこちらのファンが多いんですよ。何故かね。

その中でも特に熱狂的なサポーターがオアシスのメンバー達。まあ、彼らはマッドチェスターの時代から少し外れていますが、マッドチェスターなミュージシャン達に憧れて大人になった人達なので無作法でヤンチャなところは受け継いでますね。。。

この曲はね、イングランド・プレミアリーグのサポーター選曲アルバム「ゴーイングトゥゲーム」のマンチェスター・シティ版にハイテンションなロックチューン、「ロール・ウィズ・イット」と共に収録されているもの。この他にも色んなところでオアシスはシティと密接に絡んでいますね。

大メジャーにあえて背を向けるというミュージシャンらしいスタンスなのでしょうかね? ここ数年は成金オーナーに変わって資金が豊富なだけに金使いまくりで選手獲得してるなど一部批判もありますが、このマンチェスター・シティこそがミュージシャンズFCチームなのは確かなのですよ。(オリジナルPV http://goo.gl/LfcoM

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I WANNA BE ADORED / THE STONE ROSES (1989年)

マンチェスターを代表するバンドとしてはジョイ・ディヴィジョン、ニューオーダーなどに並ぶザ・ストーン・ローゼズ! 僕的にはマッドチェスターの最終形だと思っています。ファーストアルバム「ザ・ストーン・ローゼズ」に収録のこの曲は直訳すると「崇拝されたい!」まあ、彼ららしいというか。。。

ある意味では彼らが本当のマッドチェスターかもしれない。でも彼らの人気が絶頂に達した1990年に行われたスパイクアイランドでの3万人コンサートはマッドチェスターの終焉でもあったんですね。

当時はセカンド・サマー・オブ・ラブという大規模レイブを中心としたムーブメントが盛んでしたが、この3万人動員という大成功を受けて徐々に商業的なレイブイベントが増えていきマッドチェスター、セカンド・サマー・オブ・ラブも収束していったのです。

因みに、このセカンド・サマー・オブ・ラブとは1967年サンフランシスコのヘイト・アシュベリーでのヒッピームーブメント、サマー・オブ・ラヴの再来という意味で命名されたもの。フリースピリッツは共にあったんだけど、商業的になって収束してしまったのは何か悲しいよね。(オリジナルPV http://goo.gl/R12b3

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今月のこの人に注目!!!

毎月自分の友人やお会いした方々の中から面白い人をご紹介。

今回はグラフィックデザイナーでありDJであり。。。 さらにクラブオーガナイザーでもあるという多彩な才能を持ったアーティスト、川崎義記(カワサキヨシキ)さん。アーティストネーム「スカルポップ」をご紹介。

彼もね、すごーく古くからの友人ですが、とーっても物腰柔らか(^^)優しい人なのよ普段はね。。。 でも実はパンク世代だけに(僕もそうですが)隠れた攻撃性みたいなものを秘めてると思うんだよね絶対!!!

ナンカね、可愛いけど凄く毒があるんですよ、特にスカルポップ名義の作品は。。。 もちろんプロのグラフィックデザイナーなので川崎義記の名義にて、レピッシュのメモリアル・アルバム「カルデラ」や杉本恭一の「マッカロッカ」を始めとするジャケットデザイン、さらにキリン・シーグラム新製品開発の為のウイスキーボトルデザイン、そして皆一度は目にしたことがあると思うラブラドールリトリーバーブランドのロゴデザインなど大真面目なものを担当していらっしゃいます。

でも不定期にスカルポップの名義(ブランド)でリリースしてきたフィギュアやグラフィックTEEなんかはいい意味での毒があるんですよねー。さすがパンク世代!!! 因みにスカルポップのロゴマークはヘッドホンをしたスカルです。正にDJでもある自らを表現してますな。

クラブオーガナイザー、DJの活動としては'92年より阿佐ヶ谷リッキーにて「第三金曜日」としてオーガナイズをスタート、さらに'99年からは同じ阿佐ヶ谷にあるクール・ドレッド・バーに場所を移し「クロックド ビート」として絶賛継続中です。

そしてすごーくマニアックな一面もあるんですよね〜。彼は60年代くらいのフェンダーやギブソンといった一流メーカーではなく良い意味で二流のギター(マニアはビザールギターと呼んでます)のコレクターなのですよ。さらに、先日はアタッシュケース型の古いアナログプレーヤー付きのシステムステレオをヤフオクで落札したと自慢気に見せてくれました。マニアックでしょ? で、これがかっこ良いんですよ!!!センスありです。

とにかく面白い人物。。。 クリエーティブは小難しく考えるよりカオス状態で楽しもう!って作品で語りかけてる気がする! 皆もこんな大人になってね(^^)

PS: 川崎君こんだけ褒めたんだから今度ギター1本チョウダイ。。。