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HOME > EL RECORDS > UK温故知新Vol.6 : TEXT MASA

NEWS

UK温故知新Vol.6 : TEXT MASA

本格的な夏到来ですね。皆さん元気ですか? そして、いかがお過ごしですか?

こんにちは、UK温故知新の第6弾です。

今回は英国ユース・カルチャーとしてはパンクスと並んであまりにも有名な「モッズ」がテーマです。メジャーすぎるだけに、ステレオタイプのUKスタイルとして積極的にはELIMINATORとしては提案してこなかったモッズですが。。。 しかしね、本当のモッズの格好良さというのもあるんですよ。実はインターネットの情報だけでは知り得ない本当のモッズが持つ格好良さは、ELIMINATORのスタイリング提案に何時も加味されているんですよ〜。

そんな訳で今回は「モッズの真実」というお話。。。

「モッズとは、イギリスの若い労働者のライフスタイルとしてロンドン近辺で1950年代後半から1960年代中頃にかけて流行した音楽やファッションをベースとしたユース・カルチャーの一つ、そしてその支持者のことを指す。モッズファッションとしてよく連想されるものとして、髪を下ろしたモッドカット、細身の三つボタンのスーツ、ミリタリーパーカー、多数のミラーで装飾されたスクーターなどがある」。

端的に説明するとこんな感じがモッズです。当時は日本のメンズファッション誌「メンズクラブ」などでもアメリカのアイビーに対して英国のモッズみたいに、海外の最新スタイルとして紹介されていました。

しかし、良く考えてみてね。細身の三つボタンのスーツ、ミリタリーパーカー(米軍のM-51パーカのこと)というアイテムは英国トラディショナルには元々存在しないアイテムだよね。英国調のスーツといったら簡単に言うと007(ジェームズ・ボンド)みたいなのが基本。。。 全くモッズじゃないでしょ?

それでここからが本題! ではモッズの起源とは何???

まあ50年近く前のことなので様々な説があるのは確かだけど、これは昔ロンドンで1960年代初頭にモッズだったというオリジナルモッズのオジサンに聞いたリアルストーリー。

モッズの始まりは、1950年代末から1960年代初頭にかけてのイタリアのチネチッタ(アメリカのハリウッドみたいな都市)で製作された、主にフェデリコ・フェリーニ監督作品に出演していたマルチェロ・マストロヤンニが「甘い生活」や「8 1/2」などのムービーでみせた細身のブラックスーツにブラックタイ、そしてイタリアらしい一枚皮のマッケイ製法によるスリッポン、さらにレイバンのウェイファーラーみたいな黒いサングラスというシンプルかつクールなスタイルへの憧れなんだって。
(因みに当時モッズの対抗勢力として存在していたロッカーズは、アメリカ映画「乱暴者」でマーロン・ブランドがみせたダブルのライダーズジャケットにジーンズ、そして英国車トライアンフに乗るスタイルへの憧れが始まり。。。)

もちろん、当時そんな服は英国には存在していないので、その頃のファッショニスタ達は英国トラディショナルの聖地「サヴィル・ロウ」でオーダーメイドにてイタリアンスタイルのスーツを仕立て、ブラックを基調としたクールなスタイルで決めていたそうです。

そして移動手段はスクーター!!! 当時は英国のオートバイメーカーも一部リリースしていたようですが、断然イタリアンカンパニー、ピアジオ社のベスパとイノチェンティ社のランブレッタが世界市場を席巻していたスクーター=イタリアの乗り物だった訳です。これでモッズスタイルは完成したのですが・・・(因みにオリジナルモッズ達が乗るスクーターは、多数のミラーとかフサフサのシッポみたいなのは付いてないんです)。

ここからが英国モッズの面白いところ。聴いていた音楽はイタリアンではなくザ・ローリング・ストーンズもザ・ビートルズもザ・フーも大好きだったアメリカのR&Bやモータウン・サウンドなんですねーー。このハイブリッドがモッズなんですよ。

つまりね、ミクスチャーなんですよ。英国に無いものを組み合わせて英国らしいものにしてしまうというね。コノ後に生まれる英国ユース・カルチャーも殆どがこういったハイブリッド化が起源になってるんだよね。

そしてそして、オリジナルモッズ達のクールさはロンドン中で注目されることとなり、彼らがスーツをオーダーメイドしていたサヴィル・ロウを離れて、原宿みたいなファッションタウンであるカーナビーストリートで量産されたモッズ服が売られるようになってきます。この頃になるとモッズと言えば連想されるターゲット柄がフロントにあるセーター、ユニオンジャック柄のジャケットなど英国らしさを強調したものが売られてたんだって。

さらに、自らを誇示するために愛用するスクーターにミラーやペイントなどで派手な装飾を施した若者達が増えてきます。そしてこのスクーターに乗る際には米軍のM-51パーカ、いわゆるモッズコートをスーツが汚れないように着るなど色んな形でモッズスタイルの解釈が広がっていきました。

しかしね、考えてみて!!! これを「クールかつシンプルを良し」とした本当のオリジナルモッズと呼ばれた人達が良しとはしないよね? この頃からオリジナルモッズ達はアメリカのソウルマンみたいなテーパードの細身のスラックスに丸襟の細いラペルのジャケットといったコンポラスーツやら、ストローハットにニットシャツみたいなジャマイカンスタイルで頭はスキンヘッドという初期スキンヘッズスタイルへと移行していったんだって。このスキンヘッズは後に政治的なメッセージを持ったやや暴力的で過激な方向へと進化するんだけど、始まりはファッショニスタ達のさらなるクールなスタイルへの追求からだったんですね。

時間があれば是非「さらば青春の光」という映画を見て欲しい。これは1973年に発売されたザ・フーのアルバム「四重人格」をベースにした映画で全編モッズスタイルのオンパレードです。しかしね、これは1960年代のものではなく1979年製作の映画、つまりモッズというユース・カルチャーは完全に収束した頃に作られたものなんですね。

だから、この映画のモッズスタイルはかなりデフォルメされてる。解りやすいキャッチーさはあるけど本物ではないのですよ。もちろん映画としては良い映画だよ。そして、この映画に出てくるスタイルを全否定するつもりもないんだけど、オリジナルではないということを解って見て欲しい。ただUKスタイルの格好良さがストレートに解るという意味では良いよ。

僕も含めてELIMINATORとしては、オリジナルモッズのシンプルなクールさはとても良いものだと思っています。前衛的な発想だし永遠なものだよね。。。

という訳で、今回はモッズバンドというかモッズ的なバンドのベスト5ですよ。

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SHA LA LA LA LEE / SMALL FACES (1966年)

古い映像ですが、、、1966年なのでね。。。 しかし見事なモッズですね! このスモール・フェイセズはモッズバンドとしても有名ですが、なにより現代のUKミュージシャン達が彼らから受けた影響は計り知れません。特にポール・ウェラー御大ね、彼はスモール・フェイセズのベース兼ボーカルであるロニー・レーンの多発性硬化症という難病による闘病生活の支援にも携わっていた。

とにかく彼らはUKロックの輝かしい歴史の一つですよ。後にハンブル・パイやロッド・スチュワートも在籍したフェイセズなどに発展して行き、様々な軌跡をUKロック界に残しています。

(当時の映像をまとめたイメージムービー http://goo.gl/0ubTo

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SUNNY AFTERNOON / THE KINKS (1966年)

これも古いですねーーー。しかし寒そう! ナンカね、60年代の映像って何でこんなところで??? というロケーションでの映像が結構多いんです。何を意図しているかは不明です。

彼らはもう一つの代表的なモッズバンド、ザ・キンクスです。世間的には大ヒット曲であるユー・リアリー・ガット・ミーが有名ですが、彼らにはこんな感じのユル〜イものに名曲が数多くあるんですよ。

そして、実験的な音作りで後のバンドにも大きな影響を残しています。個人的にはモッズバンドという単純な括りではなく、UKロックのイノベーターとして他の楽曲も聴いてみて欲しいです!!! 良いバンドですよ。

(オランダのTVプログラム出演時の映像 http://goo.gl/uylFC

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THE HOUSE OF RISING SUN / THE ANIMALS(1964年)

邦題「朝日の当たる家」として大ヒットした曲です。元々はアメリカの古いフォークソングですが、この曲はディープブルース風にカバーしたもの。ジ・アニマルズというバンド名の由来はボーカルのエリック・バードンのボーカルが野獣のようにパワフルだということで命名されました。

数あるモッズバンドとは異なるイブシ銀的な魅力がありますね。。。 サウンドは当時のUKロックの王道であるガレージサウンドとポップなメロディーというものではなく、アメリカのブルースやソウル・ミュージックに深く根ざしたもの。

ここまでの3曲で何か気付きませんか? この当時のUKバンド達の楽曲ってガレージサウンド的な荒々しいものもありますが、なんとなく憂いというか空虚感というか??? を感じるよね。これって現代のUKロックにも通じる要素なんです。UKバンドはね、楽曲に大陸的ではない島国らしい憂いがあるんですよ。これポイントね。。。

(オリジナルPV http://goo.gl/yRL3w6

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SUBSTITUTE / THE WHO(1966年)

モッズバンドとして常に筆頭にあがるバンド、ザ・フーの楽曲です。けっこうポップだけど内容としてはシニカルで、本当の俺は情けないやつなのに、それを隠して女の子の気を引いてる的なもの。

ランキングとしては入れているものの実は彼ら、70年代になって自分達はモッズではなかったと公言しているんですよね。つまりレコード会社の意向でモッズ風にスタリングされていた!!! だからね上記3つのリアルにモッズだったバンドと比べるとザ・フーってちょっと極端なデフォルメされたモッズスタイルだったと思う。

この違いを解ってくれたら嬉しんだけどね〜。でもでも、ザ・フーがリアルモッズじゃなかったなんて関係ない!!! 彼らの楽曲とコンセプトの素晴らしさは70年代以降に発売された様々なアルバムで遺憾なく発揮されてるからね。

個人的には彼らはモッズのルーツではなくハードロックのルーツだと思っています。。。 ところで下記の映像でギタリストのピート・タウンゼントが着ているジャケットカッコいいすよね。背中が切り替えでプリントになってる! この映像は英国の流行がモッズからサイケデリックに移行しつつある過渡期のものだと思いますね。

(TVプログラム出演時の映像 http://goo.gl/aXykbg

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THIS IS THE MODERN WORLD / THE JAM(1977年)

英国ではモッドファーザーと称される現代のモッズ伝道者、ポール・ウェラーを中心としたバンド、ザ・ジャムのセカンド・シングルです。ややミディアムテンポで現代社会で生きることの意味を説いています。MODERN→MODERNS→MODSということでパンクムーブメントの中に居ながら我々はモッズだと公言していたザ・ジャムらしいタイトルですね。

そして、ブラックスーツで決めた彼らのスタイルに注目!!! 今回の連載でお話した初期モッズのクールな感じでしょ? さすがポール・ウェラー御大! 本物です。

(TOP OF THE POPS出演時の映像 http://goo.gl/rN2oBC

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今月のこの人に注目!!!

毎月自分の友人やお会いした方々の中から面白い人をご紹介。

今回はね。僕的な世界一のボーカリストの紹介!!!

レピッシュ、マグミ アンド ザ ブレスレス、ちわきマグミ、そしてDJ活動と様々な顔を持つ、しかしその本質はボーカリストという「マグミ」のご紹介。

実は中学校からの同級生で別々に熊本から東京へと出てきたんだけど、未だ友達というね。長すぎるくらいなが~~~い付き合い。

中学生の頃はホントに二人共UKロックを追いかけてたなぁ。。。 でもね、これって今になって本当に財産だと思ってる。だってUKロックが一番輝いてた80 – 90年代をリアルタイムで経験したんだもん。そして中学生の頃に確立した価値観は未だに続いていて、僕らの価値観の中にはUKロックが教えてくれたものが核としてあるんだよね。

そしてマグミに話を戻すんだけど、こういった幼少期の経験をちゃんと持ったミュージシャンは意外に居ないのよ、これが。。。 だからマグミが関わっている楽曲はすべて良い意味でのUKらしさが宿ってる。

さらに、輝かしいUKロックの80 – 90年代を駆け抜けたミュージシャンみたいにマグミも、とーーってもお洒落!!! だってスタイリストいらずのミュージシャンって実はあまりいないから。ヘタな衣装をスタイリストが持ってこようもんなら怒られてるからね。。。 英国的なスタイルが好きなミュージシャンの中では間違いなくトップファッショニスタですよ。

そんでこれが最も皆にお伝えしたいことなんだけどね。

日本のボーカリストの中でロックという基本線を崩すことなく日本語の歌詞が持つ憂いとかメッセージ性みたいなのを演歌調になる事なく表現出来る人はマグミしかいないと思う。マグミ以外に僕は知らない!!! 彼に対抗出来るのはデヴィット・ボウイくらいだと思うよ。でもデヴィット・ボウイはロックの本場である英語圏の人だからね。どちらが技量があるかは???(ちょっと下記の曲聴いてみて!)

LÄ-PPISCH - 夜想曲 ~路地裏から宇宙まで~ / http://goo.gl/mlA0a9

なかなか面と向かって言えないけど本当にそう思う。皆さんどうですか? 僕は、止まることなきローリングストーンで、お茶目で、お洒落で、いつでも熱いマグミとは一生付き合って行こうと思ってる。僕にとってマグミとは、一つの良い大人の形だと思う。素敵でしょ?