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HOME > EL RECORDS > UK温故知新Vol.9 : TEXT MASA

NEWS

UK温故知新Vol.9 : TEXT MASA

2014年! 始まりましたね。というか二月なんでそんな感じでも既に無いですかね。
でもUK温故知新は2014年初!!! 今年も深ーーい話マンサイで行きますよ。

今回はロンドンとレゲエがテーマ。

UKロックって特に80年代以降はレゲエを意識したアプローチの曲ってけっこう多いですよね? でも、何で???ロンドンでレゲエって?な感じしませんか? 今回も80年代のロンドンでの体験談をベースに色々と語りますよ!

僕が始めてロンドンに行ったのは80年代初頭。当時は自分自身UKロックにどっぷりとハマってる頃で、最新のロンドン情報は常にキャッチしながら新しいバンドやユース・カルチャーを漁りまくってた。。。そんな自分がロンドンに行くもんだから渡英前は期待で心臓バクバクだし、何か知らないけど日常生活の色んな場面でテンパるわで大変でした。

そしてロンドン、ヒースロー空港からシティーセントラルへ向かう電車に乗ってロンドンの街へ、始めてついた地は「パディントン駅」。パディントンベアーのパディントンですね。そして仕事での渡英だったので、早速リージェントストリートやスローンストリートなどの高級ブティックが並ぶファッションタウンへ!!!

ウ~ン、高級品店街だけにロックな匂いはしないね。しかも店内は無音だし。。。 日本のショップと違ってBGMはあんまり無いんだね、フムフム。まあ仕方ないか、そして今度はストリートカルチャーが盛んなソーホーやカムデンタウンなどへ! ウ~ン、あんまり最新の曲とかって聞こえてこないんだね。でも往年のUKロックは少し聞こえてくるかな~? でもなんだろ? それに混じって何かワールドミュージックっぽい曲が聞こえてくる。

その後ね、ファッション業界で言う市場調査というヤツで色んな所を回ったんですけど結局、最新のロックが聞こえてきたのはHMVやらヴァージン・レコードの前を通った時くらい、ロンドンってもっと自分が好きで好きで聞きまくっていた最新のバンドの音が街を包んでるんじゃないのーー? でもね、一番聞こえてきたのはインドっぽいシタールが入っている曲やらカリビアンミュージック、そして謎のリズムの民謡みたいなヤツだった。

いきなり夢砕かれたよね。。。 俺の思ってたロンドンじゃない!って。でも実はね、ロンドンはパキスタン系やインド系、さらにはチャイニーズやらコリアン、そして日本人まで、それぞれがコミューンを形成している程に移民や二世が多いところなんだよね。それで、それぞれの国の音楽が聞こえてくる、というより聞こえてくる状況にある!という感じなのですよ。

UKチャートにある音楽は部屋の中やクラブ、そしてレコードショップにあってストリートにはあまり無いんだね。ストリートの音って意外と多国籍な音楽が多い、そして謎のリズムの民謡はレゲエだったんですね。もう既にレゲエと言えば、まず名前が挙がるボブ・マーリーは知ってたんだけど、もっと土着感が強くて解かんなかっただけだった。

そして、英国の労働者階級やらストリートにたむろする若者達には、このレゲエは普段からなじみ深いものなのですよ。まあ中産階級やら上流階級の人々は、こんなのが聞こえてくるようなところには居ないから馴染みないんだろうけど。。。 さらにオモシロイのが、ロンドンってこんな音が聞こえてくるような地域に新しいカルチャーが生まれがちなんですよ。

何故かというとね、移民や二世が多く住むところってロンドンの中心からは少し外れたところが多くて家賃が安い。例えば、インド人やパキスタン人コミューンがあるブリックレーンなんかは昔、カレーレストランやインドやパキスタンの工芸品を売る店、そしてエスニックマーケットなんかが多い街でファッションのカケラも無い感じだったんだけど、家賃が安いということで徐々に若者が経営するクラブや気鋭のブティックなんかが出店しはじめて、新しいファッションタウンとして発展していったのですよ。現在では 「ブリックレーン」 という映画が数年前に英国で公開されたりね、ファッションタウンの一つとして完全に確立された感じになったね。

その発展途上ではそういったワールドミュージックと最新の音楽が同居してたりする、このミスマッチ感はとてもオモシロイよね。そして、そこから違う形の音楽が生まれたりもしてるから、まあ良いことですね。

こういったUKワールドミュージック事情の中でも特に有名なのは、やはりブリクストン地区かな。ここはジャマイカンコミューンがある街で、とにかく街中レゲエですよ。現在ではやや落ち着いたものの、僕が始めて行った80年代当時は一人で行っては行けない地区だったからね。とにかく治安が悪い!!! でもその怪しい雰囲気にロンドンっ子達は夢中だったよ。ザ・クラッシュの名曲、ガンズ・オブ・ブリクストンなんかはこの街のことを歌ったもの。もちろんリズムはレゲエ調だ!

まあ思うにね、あくまでも個人の仮定ですよ。アメリカの黒人達のソウル・ミュージックやブルース、R&Bのような存在が英国ではレゲエや、そこから枝分かれしたスカやダブなんかに当たると思うんですよね。でなければあんなにレゲエを意識した曲が多くリリースされる訳ない!!! さらにはアメリカでいうところの白人ミュージシャンによるソウル・ミュージック、ブルー・アイド・ソウルみたいな感じで、70年代後期くらいからはジャマイカ人二世や英国人を中心としたUK発のレゲエバンドも色々出てきてる。UB40とかスティール・パルス、アスワドなんかはオリジナルのジャマイカンレゲエとは異なる洗練されたアレンジだったりするんだよね。

そしてダブは、ダブステップなんかを始めとしてクラブミュージックシーンに影響を与えている。さらに、アンビエントなんかもダブがルーツと言える。そしてスカは、現在では世界規模で人気があるジャンルとなってる。。。 というように、ジャマイカだけで聴かれてるだけだとここまで世界的にならなかったかもしれないレゲエという音楽ですが、英国と出会うことで新しい局面を持って進化した訳です。そんでもって今回は、レゲエというキーワードで5曲ご紹介。。。

イメージ画像

WE A ROCKERS / JCOB MILLER (1979年)

( オリジナルPV http://goo.gl/8DdcCT

1978年に公開されたジャマイカのキングストンを舞台とした映画「ロッカーズ」のテーマ曲。本物のジャマイカンミュージシャン達が多数出演しているんだけど、まあ皆クールですよ。この映画の公開でロンドンでのレゲエ熱は頂点に達した感じでしたね。

着ているアイテムは同じ頃に注目されつつあったアメリカンヒップホップ、オールドスクール的なものが多いんだけど、なんだろう全然違うよね。スポーツウエアと60年代風のニットシャツやセンタープリーツのオジサン風スラックスって。なんだか変な感じなのだけどまとまっているよね。

機会があったら是非見て欲しい作品ですよ! 余談ですけど当時ジャマイカン音楽にハマっていた英国人達は「ジャマイカではビスケットでも焼くように、気軽にレコードがどんどん作られてフリスビーでも扱うかのように手荒にターンテーブルに乗せられて信じられないくらいの大音量で流す。そして皆が狂ったように踊るんだよ」って言ってて、それがなんとなく理解出来るよ。この映画見るとね。。。

イメージ画像

I SHOT THE SHERIFF / BOB MARLEY AND THE WAILERS (1973年)

( 1979年のライブ映像 http://goo.gl/w4PMpM )

説明不要のレゲエ界の重鎮、今は亡きボブ・マーリーの曲です。英国ではジョン・レノン、ジョー・ストラマーなどと並んで愛と平和、そして改革を音楽を通じて伝え続けた尊敬すべき存在として永遠にリスペクトされています。

ノーウーマンノークライやエクソダスなど色んな名曲がありますが、ボブが何を伝えようとしていたか皆さん知っていますか? ここはね、この曲の全和訳を載せておきます。これは日本盤の歌詞カードにあった和訳です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない
俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない

俺の故郷の辺りじゃ
奴等が血まなこになって俺を捜索している
俺に罪をきせるつもりだ
法の代行者の命を奪った罪に
法の代行者を奪った罪に

だが 俺が言いたいのは
俺は保安官を撃ったが あれは正当防衛だった
確かに 俺は保安官を撃った
それで奴等は俺が死罪だといっている

保安官ジョン・ブラウンはいつも俺を憎んでいた
どういう理由かは知らないが
俺が種を蒔くたびに
奴はいつもこういった
そいつが芽をだすまえに始末しちまえと
そいつが芽をだすまえに始末しちまえと

俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない
俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない

ある日 俺にも自由が訪れたかのように思えた
町を出ようとしたところで
バッタリ保安官ジョン・ブラウンにでくわした
やつは俺に向けて銃を構えていた
だから 俺は撃った そうさ 奴を打ち倒した

俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない
俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない

俺もいろいろ考えたが
結局こうなるべくしてなったことなのだ
毎日バケツで井戸の水を汲んでいれば
いつかは底が抜けてしまうのさ
いつかは底が抜けてしまうのさ

俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない
俺は保安官を撃った
だけど 法の代行者を撃ったわけじゃない

保安官ジョン・ブラウンはいつも俺を憎んでいた
どういう理由かは知らないが
俺が種を蒔くたびに奴はいつもこういった
そいつが種を出すまえに始末しちまえと
そいつが種を出すまえに始末しちまえと

俺にはもうとても我慢ができなくなった

あとはニュースで見てくれ

もし 俺に本当に罪があるなら
いさぎよく償おう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうですか? これがボブ・マーリーの曲です。伝わるものはありましたか?

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THE GUNS OF BRIXTON / THE CLASH (1979年)

( 映像入り音源 http://goo.gl/DXBJ0Z

1977年にパンクバンドとしてデビューしたザ・クラッシュは、その後に様々なジャンルの音楽を取り入れながら進化していったのだけど、もちろん初期からレゲエは取り入れていた。

この曲はジャマイカンコミューンがあるロンドンの街、ブリクストンをテーマとした曲です。シブいすね。ボーカルはいつものジョー・ストラマーではなく、すごーく怖そうだけどすごーくカッコいい同バンドのベーシスト、ポール・シムノンです。

ザ・クラッシュはこの曲が入っているアルバム、ロンドン・コーリングの後にリリースした3枚組のアルバム、サンディニスタ!では全編ダブというチャレンジャーなことをやってのけました。( 当時は賛否両論でした!)

僕が思うに、彼らはレゲエの音楽的フィーリングの面白さというより、レゲエが持つ精神性に魅せられていた気がするんだよね。だって上にあるボブ・マーリーの歌詞にボーカルのジョー・ストラマーが自分を重ねてもおかしくないもの。。。

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ROXANNE / THE POLICE (1979年)

( オリジナルPV http://goo.gl/pZNfw

レゲエのリズムを全面に打ち出して、ものすご~くコマーシャルな成功を手にいれたバンド、ザ・ポリスの初期を代表する名曲。

コノ後に発売されるシングル、メッセージ・イン・ア・ボトル(邦題、孤独のメッセージ)で大ブレイクし、そこからはリリース曲、全てが英国のみならずアメリカ、日本を含む世界中で売れに売れました。

まあ、そのコマーシャルな成功というところを抜きにしても、確かにいま聴いても程よいガレージ感と独特なスピード感は新鮮ですよね。良いバンドだったと思います。当時はホワイトレゲエなどと呼ばれてましたよ。余談ですけど、ポリスっていうサングラスのブランドありますよね? あれはこのザ・ポリスから来てるんですよ。ボーカルのスティングがいつもサングラスを掛けていたから、それがイメージなんだって。。。

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RED RED WINE / UB40 (1983年)

( オリジナルPV http://goo.gl/eDYLH

英国のポップレゲエバンドの筆頭!!! UB40初期のヒット曲です。これ実はアメリカのシンガー、ニール・ダイヤモンドの曲のカバーなんですよね。彼らのもう一つ代表的な曲で、「好きにならずにいられない」という曲もありますが、これは言わずと知れたエルビスのカバーです。

まあ、レゲエというにはとても親しみやすくて安心感があるバンドですよね。英国では日本でいうところのチューブみたいな存在です。それだけレゲエという音楽はUKでは根付いているという証拠です。

しかしね、実は彼らのオリジナル曲は失業問題とか人種差別なんかの社会的な事柄について言及するようなものが多いんだよね。それはこのUB40というバンド名に由来していて、イギリスの失業者給付金の申請書様式名(Unemployment Benefit, Form 40=失業給付40号様式)からとられたもの。デビューアルバム、サイニング・オフのアルバムジャケットはこの申請書の様式を模したものになってる。

まあ、ポップソングの裏に隠れたUKらしい反骨精神ですよ。なんかカッコいいっす!

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今月のこの人に注目!!!

毎月自分の友人やお会いした方々の中から面白い人をご紹介。

今回はね、若きビートルマニア!「恋をしようよジェニーズ」のボーカル&ギター、桜井康次郎さんをご紹介。

モッズなんかを含めた英国の60年代をこよなく愛する彼は本当にマニアック!!! ザ・ビートルズがベーシックとしては大好きな桜井くんですが、その知識たるや半端無いすよ。

「いま80年代のリッケンバッカー12弦ギター、360を持ってるんですけど、いつかは60年代製のネック仕込み角度が浅い360を手に入れたいんですよねーーー」って、コーヒーの違いが解る老舗喫茶のマスターみたいなことを平気で言うんだよね。若いのに恐るべしコダワリ。。。

そして自分のワードローブでフレッドペリーは必須みたいで、先日話した時はエリミネイターの販売スタッフ顔負けにフレッドペリーを熱く語っておりました。いいですね~~! やっぱ男はある意味オタクでないとね! 英国のファッショニスタやロックファンも日本人が到達できない程にマニアックですよ。それがクールなスタイルや良い楽曲を生み出す原動力となりますから。

そんな彼がボーカルを務める「恋をしようよジェニーズ」の曲がまた良いのですよ。僕個人的には60年代のキンクスが歌う、ちょっとレイドバックした切ないアコースティックバラードみたいに聴こえるんですよね。夕暮れが見えてくるみたいな。。。 さすが60'Sマニアックですね!!!

でも60年代の楽曲だけではなく、ザ・リバティーンズやストロークスなんかも大好きで、正しきロックファンの一面も持つ可愛いヤツです。因みにザ・リバティーンズではピート・ドハーティではなくカール・バラーのファンだそうです。うんマニアック!

※「恋をしようよジェニーズ」のオフィシャルサイトはこちら。チェックして、そしてライブに足を運んでみて!
http://www.thejennys.net/index.html