D-VEC×ALMOSTBLACK
22SSシーズンから、「フィッシングの機能とファッションの融合」をテーマに、D-VECとALMOSTBLACKがコラボレーションをスタート。アイテムに刺繍されるキャラクターデザインは、世界的なアーティストである加藤泉氏を起用しています。 ALMOSTBLACKは、日本人アーティストにフォーカスをあて、2シーズンに渡り、深堀りし、一つのテーマとしてコレクションを展開しています。本プロジェクトにおいても、デザイナー中嶋氏は自身のコレクション同様に日本人アーティストの作品を落とし込みたいと考え、加藤泉氏にキャラクターデザインを依頼。実際に釣りで使用されるトレブルフックが題材となっており、全てのアイテムに刺繍で施されています。 フィッシングの機能とファッション・アートが融合された唯一無二のアイテムラインアップとなっています。 D-VECとは D-VECは、フィッシングブランド「DAIWA」を中心に展開する、スポーツ・レジャーの総合メーカーのグローブライド株式会社が2017年3月にスタートしたファッションブランドです。極限のフィールドで培われてきたDAIWAの技術力を都会のアクティビティへと進化させていくプロジェクトです。フィッシングフィールドの技術力や機能性のノウハウをベースとしたアパレルブランド「D-VEC」は、快適な都市生活をサポートします。2017年、2018年、2019年、2021年にはファッションの祭典 Amazon Fashion Week TOKYO、Rakuten Fashion Week TOKYOへの参加、2018年以来、PITTI IMAGINE UOMOに5回連続の出展を果たし、国内外から評価されています。2019年3月には表参道ヒルズに「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」をオープンしました。 加藤泉とは 1969年、島根県に生まれました。1992年、武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。東京、香港を拠点に活動中です。1998年頃より画家として本格的にキャリアをスタートしました。絵画だけでなく、木、石、ソフトビニール、布など様々な素材を使った彫刻作品も制作しています。2005年、ニューヨークのジャパン・ソサエティ・ギャラリーで開催された「リトルボーイ : 爆発する日本のサブカルチャー・アート」展 ( アメリカ )、2007 年、ヴェネチィア・ビエンナーレ国際美術展 ( イタリア ) に招聘された事をきっかけに国際舞台で活躍。最近の主な個展としては、2018年、Red Brick Art Museum ( 中国 )、2019年、Fundación Casa Wabi ( メキシコ )、2019年、原美術館/ハラミュージアムアーク( 東京と群馬の2館同時開催 )、2019年9月、SCAD Museum of Art ( アメリカ ) など。また、2月よりホノルルで開催されるハワイトリエンナーレ2022に参加の他、パブリックプロジェクトとして、2022年4月まで香港のK11 MUSEAに野外彫刻を展示中です。 ALMOSTBLACKとは ALMOST BLACK =「褐色」。「褐色」とは、黒く見えるほど深い藍色。平安時代「褐衣」( かちえ ) という、藍で染めた服が存在しました。藍染めし、さらに光沢を与えるため、すり鉢で叩いて作られ「搗く」( つく ) または、「搗つ」( かつ ) と呼び、「褐染め」( かちぞめ ) と呼びました。その武官たちが着る「褐衣」( かちえ ) を「褐色」( かちいろ ) と呼ぶように、鎌倉時代「勝つ」と結びつけられ縁起物として武士たちが愛好。江戸時代は、「かちんいろ」と呼ばれ、明治時代は、軍服が紺色だったため 「軍勝色」( ぐんかちいろ ) と呼ばれていました。古くから日本人に愛されてきた「褐色」をブランドネームにし、日本人のスピリットを感じさせる「褐色服」を目指しています。