DADA
DADA ( 多多 ) は2019年に韓国ソウルで設立されました。写真、音楽、ファッション、デザインなど芸術的な分野で活躍するクリエーター集団が手掛けています。世界的な評価を得ているバンドHYUKOHのメンバーも参加しています。シーズンのコレクションだけではなく、多くのコラボレーションによるプロダクトやデジタルコンテンツも制作しています。これまでには " NEW ERA ( ニューエラ )"、" D'HEYGERE ( ディヘラ ) "、 " Better Gift Shop ( ベターギフトショップ ) " などとコラボレーションを展開してきました。 DADAのロゴはRadim Peškoによるデザインです。 Radim Peškoは1976年生まれ。ロンドンに拠点を置くデザイナーです。形式的にも概念的にも特徴のある書体を専門とするRP Digital Type Foundryを2010年に設立。Radim Peškoのタイプフェイス ( 書体 ) は現在世界中で多く用いられています。 ファッション面でのフックアップは、2014SSのY-3コレクションが有名です。大御所グラフィックデザイナーPeter Savilleと共にRadim Peškoのタイポグラフィーがアイテムのプリント等に採用されました。 下記がRadim Peškoの経歴詳細です。 作品にはSecession Viennaのアイデンティティ、ブルノの Moravian Galleryでの様々なプロジェクト、ロンドンの Bedford Pressの書籍などが挙げられます。また、ロッテルダムのBoijmans Museum、バーミンガムのEastside Projects、アムステルダムのStedelijk Museum、さらにAspen Art MuseumやカッセルのFridericianum、シカゴのGraham Foundation、Krabbesholm Højskoleなどの美術館や、Paco Rabanneの為のオリジナルタイプフェイスを制作しています。さらに、ミネアポリスとニューヨークで開催された「Graphic design in production」や、ミラノのトリエンナーレ・デザインミュージアムで開催された「Graphic Design Worlds」などの展覧会に参加。2011年よりブルノで開催の国際グラフィック・デザイン・ビエンナーレの議長およびキュレーション委員会の一員を務め、2014年の第26回と2016年の第27回ブルノ・ビエンナーレのキュレーションを担当しました。2006年から2012年までアムステルダムのGerrit Rietveld Academieで講師を務めた他、世界中の多くの学校で講義を行っています。現在はローザンヌのECALとISIAウルビーノのタイプデザインの修士コースで教鞭を執っています。