KOSUKE TSUMURA × LAVENHAM × ELIMINATOR
美術大学教授・ファッションデザイナー・アーティストである “ 津村耕佑 ”、老舗としての伝統を継承しながら「Being Better ( より良くしていくこと ) 」を追求している英国のファクトリーブランド “ LAVENHAM ”、そして2000年設立のメンズセレクトショップ “ ELIMINATOR ” とのトリプルコラボレーションプロジェクトをAW23に始動しました。 津村耕佑氏はファッションデザイナーとして1992年にジャケット全体を収納スペースとして活用したウエアFINAL HOMEを考案。現在、武蔵野美術大学の教授でありアーティストでもある氏が、LAVENHAMブランドと「トラディショナル」、「ハンドクラフト」、「現代」をキーワードに新たなサバイバルウエアをAW21シーズンとAW22シーズンに製作。 そしてAW23シーズン、これまでリリースされた2モデルに加え、新たなモデルを加えた3アイテムに対し、黒という色に無骨で強靭な精神を見出しているELIMINATORの為だけに、カラーパレットをオールブラックでまとめ、さらに、これまでにない独創的なフローティングバーティカルキルトステッチを駆使し、特別な仕様にアップデートしています。 津村耕佑とは 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授 東京藝術大学 美術学部 デザイン科 非常勤講師 桑沢デザイン研究所 非常勤講師 日本文化デザインフォーラム会員 1983年より三宅デザイン事務所に所属し三宅一生氏の下でパリコレクションに関わる。 1992年 ジャケット全体を収納スペースとして活用したウエアーFINAL HOMEを考案。 1994年 ファッションブランドKOSUKE TSUMURA並びFINAL HOMEを(株)A-netからスタートし、パリ、ロンドン、東京でコレクションを発表。 2015年 独立した後に、FINAL HOME projectを始動。 ラベンハムとは ブランドコンセプトは、「より良いものへの追求」、「目的に適ったものづくり」。 ラベンハムは1969年にロンドン北東部サフォーク州の小さな美しい村、LAVENHAMで創設されました。エリザベス女王に仕える女官だったMrs. Elliot ( ミセス・エリオット ) が、女王が乗る馬用のブランケットにキルティング素材の採用を発想したことからブランドが誕生しました。 1969年にナイロン・キルティング素材のホース・ブランケットを発売。軽量かつ丈夫で保温性が高く、価格も適正であったため、瞬く間に英国中に広まり、乗馬用具業界での地位を確立しました。 1972年にLAVENHAMの名を決定的に印象付けた、ダイヤモンド・キルティング・ジャケットを発表。このキルティングジャケットは、ベーシックで実用的な乗馬用トレーニング・ウェアに、タウンユースでも着用できる高いファッション性と独自の専門的な縫製方法を取り入れたことで、高く評価されました。 1970年代に乗馬のルーツを注入した、ブランドを象徴するキルティング・ジレを発表。当初主に使用していた素材はナイロンでしたが、その後、ポリエステル、ウール、カシミヤ、コットン等々、幅広い素材が用いられるようになりました。ブランド誕生から50年以上経った現在も、全ての製品をサフォーク州の自社工場で熟練の職人の手で生産し、高いデザイン性と高品質なキルティング製品を製作し続けています。