stglitz×ELIMINATOR
ブランド名 " stglitz ( ステーグリッツ ) " はデザイナー自身が滞在したドイツの街名が由来となっています。 " ワークとプレイに適応する靴 " を提案するフットウェアブランドです。 コンセプトは " creative functionalism " 。 創造的でありながら機能的、機能的でありながら創造的。 創造的 ( = 発散する ) と機能的 ( = 収斂する ) という形態において相反する2つの要素。その摩擦から生まれる新しい価値を素材・色調・構成によって表現します。 商品リリースの哲学として毎シーズンテーマを打ち出すのではなく、一貫したコンセプトの元にリリース毎に商品のレベルをアップデートしていきます。 世界各国でSDGs ( Sustainable Development Goals : 持続可能な開発目標 ) への取り組みが進む中、「local made, local support (ローカルメイド・ローカルサポート )」という理念を掲げ、積極的にアプローチしていきます。 日本の靴産業の中心地・浅草において、" made in japan " の尊い技術を継承しながら、環境・経済・社会が統合的に循環し、地域のパワーを最大限発揮されることを目指します。 日本の靴産業の中心地・浅草。革靴の生産量は日本一を誇り、ここにしかない伝統と色褪せない再評価されるべき技術が沢山あります。2020年は、日本の靴産業創設150周年でもありました。しかし、国内の靴製造は年々縮小し、コロナも追い討ちをかけ厳しい状況下で職人が活躍する場が失われています。 『より多くの方に日本製の靴を履いてもらいたい』。 『革靴よりもカジュアルで、スニーカーよりもフォーマルな新しい選択肢を提供したい』という思いで、企画・開発・生産を一貫して日本国内で行い、職人の協力のもと『安価ではない』、適正価格でハイクオリティーな靴を世界に発信していきます。 ■デザイナー経歴 服飾学校を修了後、アパレル関連に従事しながら浅草の靴職人に弟子入りし、靴作りをスタートしました。 2014年 単身ドイツ・ベルリンに渡り、マイスターの元で靴製作に携わりました。 2016年 帰国後、Comme des Garçons, sacai, doublet, Hender Scheme等を手がける東京の靴メーカーに勤務しました。 2021年 自身のブランド『stglitz | ステーグリッツ』をスタートしました。 ■受賞歴 2019年 日本シューズベストドレッサー賞 クラフト賞 2020年 特別企画『靴ミュージアム 日本の革靴150周年』 展示 ■素材・デザインについて 1. leather 表革はマットな質感の牛革、裏革には高い通気性・耐摩耗性を有する豚革を使用しています。牛革には、特殊耐水加工 ” rain cancel ” を施し、水に強く雨の日でもパフォーマンスの低下を防ぎます。 プロダクトに使用している革は、全て食肉として加工される過程で出る副産物であり革にならなければ捨てられてしまう物です。日本のタンナーがひとつひとつを丁寧な仕事で鞣し、『皮』を『革』にしています。 " 素材の力 × デザインの力 " によって製品に変換することで廃棄される物に新しい価値を創出し、生産と生活をアップデートします。 2. design 外観は革靴を意識していますが、履き心地に直結する内部はスニーカー的な設計をしています。シュータンには足甲への負担を軽減するためスポンジを、スベリ ( カカト部 ) にはマイクロストッパー素材を使用し、カカトのホールド感を上昇させています。 3. sole アウトソールには、高いグリップ性・耐久性を誇りイレギュラーパターンがオールコンディションに適応するドイツHexa4GRIP®社のHigh-GRIPソールを採用しています ( ※ソールの修理交換サービスも有償で提供しています ) 。