ASICS×KIKO KOSTADINOV GEL-BURZ1
08.02.2018



日本が世界に誇るスポーツメーカーASICSと、ブルガリア出身でロンドンをベースに活躍し世界的に注目されているデザイナーであるKIKO KOSTADINOVがコラボレーション。特別なモデル、GEL-BURZ 1をリリース致します。

アッパーにGEL-VENTURE6モデル、ソールユニットにGEL-NIMBUS20モデルを用いたミックスデザインとなっております。安全性や耐久性を考慮しアッパーに施された薄いラバーレイヤーがポイントのデザインです。カラーは18SS KIKO KOSTADINOVシグネチャーコレクションと連動するカラーパレットでバーチ(シルバーグレー)、ライムエイド、ブラックの3カラー展開です。

“ Funny how secrets travel ” と題されたKIKO KOSTADINOVの00042018コレクションに関して、SHOWstudioにてインタビューがアップされております。どうぞ、ご覧ください。SHOWstudioは、ロンドン生まれの世界的ファッションフォトグラファーである、NICK KNIGHT( ニック ナイト )が主催するファッションメディアです。



18SSコレクションの詳細に関しては後日NEWSコンテンツにアップ致します。18SSシーズンは、ユニフォームをテーマとして活動するフォトグラファー、Charles Fregerの写真作品である「 Bleus de travail 」や、1986年の映画MANHUNTERに登場するFrancis Dolarhyde、DAVID LYNCH監督の1997年の映画LOST HIGHWAYからのインスピレーションを得て製作されております。

Francis Dolarhyde

DAVID LYNCH:LOST HIGHWAY


KIKO KOSTADINOV ( キコ・コスタディノフ )プロフィール

Kiko Kostadinovはブルガリア出身、ロンドンをベースに活躍するデザイナーです。セントラル・セント・マーチンスBA ( 学位課程 ) にてメンズウエアデザイン、MA ( 修士課程 ) にてファッションデザインを学び、同校を2016年に卒業。

2016年6月LONDON FASHION WEEK期間中、セントラル・セント・マーチンスのMA卒業ショーにおいて自身の名を冠したコレクションを発表。New Gen Menを学生として初めて受賞したメンズウエアデザイナーとなり、ブリティッシュファッションカウンシルは卒業を機にKiko Kostadinovをサポートしました。

2017AWシーズンよりMACKINTOSHのクリエーティブディレクターに就任し2017年1月のPARIS FASHION WEEKにてデザイナーズレンジであるMACKINTOSH 0001を発表しています。同年、Forbes誌にて 「 30 Under 30 Europe 2017 」 のアートカテゴリーとして選出されました。※30アンダー30は、30歳未満の起業家や各分野の若きリーダー、イノベーターらを選出するものです。

KIKO KOSTADINOVブランドの特徴は、以前から存在しこれから先も存在するであろうユニフォームのファンクションという部分に着目し、彼独自のパターンワーク ( ※パターンはデザイナー自身によるものです ) 、そして人が服を纏った時に生まれる空間を機能を考えながらデザインとして成立可能なようにディテールをいかにして作り出すかを模索し、空間にデザインの可能性を見出している点です。前述致しましたパターンは研究とも言えるレベルで行うそうです。あるシーズンにおいては15回以上も作り直したブルゾンなどもございます。さらに自身で行うパターンに加え、Vivienne Westwoodの初期のパターンを手掛けパターン一筋で生き抜いてきた職人を起用する事もあり温故知新の英国気質を感じられる点も魅力です。機能のみに特化した素材を主として用いるアウトドアフィールド向けのウエアとは異なり現代的な素材を用いエレガントに仕上げている点もポイントです。

これらの事は過去・現在・未来 ( PAST NOW FUTURE ) という時間軸において、自身が考える新しいユニフォームが未来の定番となっているようなタイムレスなものを作製していきたいという想いの表れでもあります。時代に迎合せずに、自身が 「 表現したい事・やりたい事 」 を利害関係を優先する事無くピュアに表現している人物です。

※補足と致しまして、KIKO KOSTADINOVという名を一躍広めるきっかけの一つとなったSTUSSYとのカプセルコレクションについては下記をご覧下さい。
セントラル・セント・マーチンス在学中に自身でリメイクを施したSTUSSYとのカプセルコレクションを発表。本カプセルコレクションは、元々2013年にNICK KNIGHTが主催するSHOWstudioからスタイリストであるStephen Mannの元にSTUSSYのロゴを用いて何か出来ないか? という依頼が入り、それに対し当時Stephen MannのスタイリストアシスタントをしていたKiko Kostadinovがリメイクを製作。それがSTUSSY UKのMichael Kopelmanの目に留まり、その後正式にSTUSSYからオファーを受けた事実がございます。従って、STUSSYとのカプセルコレクションは二回発表しています。