David Carson x UMBRO x ELIMINATOR
15.01.2022


David Carson x UMBRO x ELIMINATOR
Manchester Industrial City Jacket
Resistant Systems #4481
©️2022 DAVID CARSON ALL RIGHTS RESERVED.LIMITED EDITION 100.


限定100枚。世界的なグラフィックデザイナー ”David Carson” との歴史的コラボレーション。
下記の様に評される、David Carson氏が本トリプルコラボレーションの為だけに、新たに製作したオリジナルアートが最大のポイントです。


・「彼はグラフィックデザインの表舞台を変えた」- newsweek誌
・「カーソンは、史上最もグーグルで検索されたグラフィックデザイナーであり、有名な美術家をも凌ぐ」- Eye magazine, london
・「デイビット・カーソンは、雑誌の仕事がより広い現代デザインにシフトした最後の人物」- Creative Review Magazine, London / Jan. 2014
・「カーソンは、グラフィックデザインを文化的な力、そして独自の形と方向性を持つメディアへと鍛え上げた」- AIGA (American Institute of Graphic Arts) / 2014"
・「30年の歴史の中で最も影響力のあるMacintoshユーザー30人のうちの1人」- Apple Inc. / Jan. 2014
(選ばれたグラフィックデザイナーはデイビット・カーソン氏とエイプリル・グレイマン氏の2人のみです)。

発売日 : 2022年1月15日 ( 土 ) : 店頭、オンライン同時発売
プライス : ¥38,900 ( inc. tax )
サイズ : ONE SIZE

■1.本コラボレーションの経緯とデザインについて 


UKの “オリジネーターを重んじる価値観” をバイイングコンセプトに掲げるセレクトショップELIMINATORは、「無骨で硬派なマンチェスターの精神性を、ここ東京に持ってくる」という考えで、2000年のオープン当初から、マンチェスター発のUMBROブランドの取り扱いをスタートし、同時に数多くのコラボレーションを展開してきました。

このような歩みの中で昨年の2021年、既成に捕らわれず自由かつオリジナルな発想力で世界中のクリエーターを魅了した、90年代を代表する伝説のマガジン 「RAY GUN」の初代アートディレクターであったデイビット・カーソン氏にコンタクトを取り、本コラボレーションを開始しました。

そもそも 「RAY GUN」 を愛読していたELIMINATORにとって、「RAY GUN」が放っていた、何処とも似ていない自由な表現は、私共がファッションを通して伝えたい事と合致しており、服としてメッセージが形を成す奇跡のようなコラボレーションとなりました。


デイビット・カーソン氏へ、ELIMINATORの想いを下記のように伝えました。

現在の文明の発展は、マンチェスターの産業革命が原動力となっている事実。そこには未知の世界を切り拓く躍動感に満ち溢れていたであろうし、人々は希望に心が躍っていただろう。そんな、何もない所からある日突如大注目を浴びたManchesterという都市の歴史にスポットを当て、未来へ向かう私たちに勇気を与えるものとしたい。

そうして完成したのが本アイテムのバックプリントに施したアートでした。そして、前身頃の胸にMAN.の文字。MAN.とは、UMBROブランド発祥の地でもあるManchesterの都市コードを意味します。

■2.デイビッド・カーソンとは


<こちらの写真は、2014年時のものです。Apple社のMacintoshが発売されてから30周年の2014年に、歴史の中で最も影響力のあるMacintoshユーザー30人のうちの1人としてデイビッド・カーソン氏が選ばれました。選ばれたグラフィックデザイナーはデイビッド・カーソン氏とエイプリル・グレイマン氏の2人だけです>

カルチャー誌RAY GUNのアートディレクションや自身のキャリアを通じて、グラフィックデザインの世界を揺るがし、今も尚、世界中のデザイナーにインスピレーションを与え続けている人物がデイビッド・カーソン氏です。

デイビッド・カーソン氏のスタイルは、すんなりと読まれる事を拒絶するかのように混在したタイポグラフィや、それまでのセオリーを無視したフォーマットに則らない実験的レイアウト等、枠にはまらない冒険心に富んだ内容のビジュアルが特徴です。Designboomでのインタビューでも、自身の長所・武器は、視覚的にも感情的にも語りかける事ができる能力です。と語っています。

デイビッド・カーソン氏は、クリエイティビティの本質について、こう語っています。「すべての仕事は個人的なものである必要があり、そこから最高の仕事が生まれ、真にユニークなものを作る唯一の方法です。あなたの経歴、生い立ち、両親、人生経験を引き出せる人は他にはいない。最高の作品とは、常に最も自己中心的なものなのです。好きなことをやれば、情熱は伝わる」。


デイビッド・カーソン氏の名を世界に轟かせたきっかけの一つでもある、「Beach Culture」誌での氏のデザイン。


デイビッド・カーソン氏とルイス・ブラックウェル氏との共著『The End of Print』は、5カ国語で20万部以上を売り上げた、グラフィックデザイン書の中で最も売れた本です。


デイビッド・カーソン氏は、インダストリアル・ロックバンドNine Inch Nailsのアートワーク等も手掛けています。こちらのアートワークは、デイビッド・カーソン氏がL.Aに購入した家に付いていたという、防空壕の中から撮影した写真を採用しています。

下記にデイビッド・カーソン氏の独特な経歴について記載します。

1955年9月8日、アメリカ・テキサス州コーパスクリスティに生まれました。サンディエゴ州立大学で、社会学の学士号を取得し、カリフォルニア州の高校で教鞭をとっていた経歴もあります。
元プロサーファーで、当時は世界ランキング9位にランクインしていました。彼の名が世界に轟いたのは、「Beach Culture」誌、そして何より1992年創刊の「RAY GUN」誌のアートディレクションによるものです。

「地球上で最も有名なデザイナー」、「時代のアートディレクター」といったメディアの賞賛を集め、ルイス・ブラックウェルとの共著『The End of Print』(1995年、2000年改訂版 )は、5カ国語で20万部以上を売り上げた、グラフィックデザイン書の中で最も売れた本となっています。

AWARDS : デイビッド・カーソン氏は、グラフィックデザイン、写真、広告、ブランディングなどの作品で230以上の賞を受賞しています。

●The most famous graphic designer on the planet / April 2004 – Creative Review magazine (London)
地球上で最も有名なグラフィックデザイナー。2004年4月Creative Review誌
●One of the 30 most influential Macintosh users over the 30-year history of the computer – only two graphic designers were selected, Carson and April Greiman. Apple Inc. / January 2014
30年の歴史の中で最も影響力のあるMacintoshユーザー30人のうちの1人。選ばれたグラフィックデザイナーはデイビッド・カーソン氏とエイプリル・グレイマン氏の2人だけです。
●Designer of the Year (1998 and 1999) / International Center of Photography

http://www.davidcarsondesign.com/ オフィシャルホームページより一部引用・参照
https://www.designboom.com/design/interview-with-graphic-designer-david-carson-09-22-2013/ designboomより一部引用

■3.UMBROをセレクトする意味


セレクトショップELIMINATORは、UKの “オリジネーターを重んじる価値観” をバイイングコンセプトに掲げています。ロンドンのクールなUKイメージ、東京のカッティングエッジなスタイリングアイディア、そしてマンチェスターの無骨で硬派な男らしさを融合させることで生まれるELIMINATORスタイルの確立を常に追求しています。

2000年のELIMINATOR発足当時、モッズ、スキンヘッズやパンクスなどから連想されるステレオタイプなUKイメージではない、新たなUKの形として「スポーツブランドをファッションとして成立させているUKストリートスタイル」を紹介する事を目的の一つとしていました。また、そのスポーツがUKの国技とも言えるフットボールが大きなキーになっている事実、その代名詞であるUMBROをチョイスする事はセレクトショップとしての発想の自由度を表明出来る大きなきっかけでもありポイントでもある、と考えています。

さらに、「UMBROを生んだマンチェスターはフットボールのみならず、ミュージックシーンにおいても後世に残るカルチャーを生み出したロックの聖地でもあり、憧れの場所でもある。ブランドという単位ではなく、マンチェスターの精神性的なものを、ここ東京に持ってくる」という考えでオープン当初から取り扱いをスタートし、その後、UMBRO ROCK TEEやMANCHESTER ROCK CITY JACKETなど、ミュージックカルチャーをフィーチャーした企画や、アーティストであるPeter De PotterやTigran Avetisyan、David Carsonを迎え「ART + SPORT + MESSAGE」を体現したスペシャル企画等にて幾度となくコラボレーションしています。UMBROはフットボールブランドにも関わらず、過去にはKim JonesやAitor ThroupなどのデザイナーやPeter Savilleといったグラフィックデザイナーなど、感性の高いクリエーター達とのコラボレーションを発表しています。

■4.RAY GUN MAGAZINEとは 


1992年創刊。世界のクリエーターを魅了した幻のマガジンです。7年間、70号以上にわたって刊行されました。派手で楽しく、POPであった80年代音楽への反動として登場したオルタナティヴ・ロック、グランジを主としたミュージックジャンル、つまり当時はまだアンダーグラウンドであったカルチャーや時代の流れをフックアップし、斬新なビジュアルで表現した点がRAY GUNの特徴です。


タイポグラフィ、レイアウト、ビジュアルストーリーテリングを探求し、毎号、記事ごとにデザインや雰囲気を一新。多くのグラフィックデザイナーに影響を与えた雑誌です。これらのデザインを手掛けていた人物が、本作のコラボレーション相手であるデイビッド・カーソン氏です ( RAY GUN創設の1992年から1995年まで担当 ) 。
http://www.designishistory.com/1980/ray-gun/ より一部引用・参照

■5.ボディー・仕様について 


UMBROが1998年以降のイングランドナショナルチーム用に開発した、人体力学に則ったパネル切替えが特徴のTRACKジャケットをベースにしつつ、全く別のアイテムへとアップデート。マッドチェスタームーブメントのスタイルの中で着用されていた様なシャワージャケットをイメージしました。身巾、肩巾、袖巾、裾巾などオリジナルと比べリラックス感のあるシルエットに変更し、マテリアルもジャージーからウーブンへとアップデート。さらに右胸部分のUMBROロゴは、リフレクター仕様です。また小文字ではなく大文字が特徴のUMBROの90’sロゴを用いている点もポイントです。

David Carson Official Site
http://www.davidcarsondesign.com/

David Carson Official Instagram
https://www.instagram.com/davidcarsondesigner/
#davidcarsondesigner


<お問い合わせ先>
ELIMINATOR
150-0033
東京都渋谷区猿楽町26-13 グレイス代官山一階
TEL ; 03-3464-8144
https://www.eliminator.co.jp/