ABSTRACT SOLE HI CUT SNEAKERS KHAKI

サイズに関しましてはsizeチャートをご確認ください。シューズ自体に印字されている表記をご確認されたい際はsizeチャートの41、41 1/2、42等のヨーロッパ表記をご確認ください。cm表記に関してはブランドとして明記されていない為、当店が記載したおおよそのcm表記です。サイズ感に関しましてご不明な点はお気軽にご相談ください。

DRKSHDWからリリースされた新作のスニーカーです。AW22のオーダーを取り決める際、これまで見た事がない新しい足元の提案だと感じました。デザイナーズスニーカーが様々なブランドからリリースされる中、本モデルには抜き出た個性があると思います。ストリートから派生したリアルクローズなシューズが評価される昨今において、ここまでの強い個性は中々無いのではないでしょうか。今シーズンはRick自身がエジプトを訪れた際にある美しい造形に出会い、それらからインスパイアされたイメージをベースに作り出したコレクションです。過去の遺産・遺物や歴史に視線を向け、地球規模の価値観に囚われない感性をアートというフレームを通し、未来へ継承するデザインへ仕上げるRick Owens。本アイテムも独特且つ、洗練されたシルエットのソールに対し、野生動物のような足を連想させるフェイクファーをアッパーへ施し、プリミティブな要素を現代的に表現するRick Owensならではの迫力のあるスニーカーとして完成させています。ボリュームがあり、男らしい佇まいであるのと同時に、スタイリングバランスがとても新鮮に映る一足ですね。毛足には部分的にレジン加工が施されており、敢えて毛先が絡まり合うような演出をしています。尚、サイド部分にファスナーが施されている為、脱着は簡単です。重厚なシューズに見えますが、見た目以上に軽く、定番のハイカットスニーカーと履き心地はさほど変わりありません。どんなコーディネートにも新しい個性としてプラスできるスニーカーなので、是非トライして頂けたらと思います。

RICK OWENS DRKSHDW公式通販 リック オウエンス ダークシャドウ正規取扱店

RICK OWENS DRKSHDW ( リック オウエンス ダークシャドウ ) に関しましては、どこにも属さないオリジナリティーのあるデザイン哲学を持つ稀有なブランド・デザイナーとしてセレクションしています。

1997年設立のRICK OWENSが2008年にスタートしたアナザーレンジがDRKSHDWです。DRKSHDWはRICK OWENS社とダイレクトディールとなり世界でも限定店舗での展開となります。

コレクションレンジのRICK OWENSがファーやレザー等のネイチャーな素材を用いるのに対し、DRKSHDWはポリエステルやナイロン等をメインにケミカルな生地を用いている点が特徴です。RICK OWENS同様のシーズンテーマで製作されるコレクションです。

●本アイテムはサイドZIP付きハイカットスニーカーです。

●74%モダクリル繊維 ( アクリルの一種 ) 、18% ポリエステル、8%アクリル混紡のフェイクファー素材を用いて製作されています。フェイクファーには部分的にレジン加工が施されており、繊維同士が絡まり合うような仕上げにしています。

●二足履いているかの様な二層構造のソールデザインが特徴的です。一番下のアブストラクトな形状のソールはE.V.A.フォームの為、見た目に反し軽量である点もポイントです。シングルソールスニーカーと比べても多少重い程度です。

●ボリュームのあるトウキャップ、アッパーの指の付け根付近上部がやや低く設定されている個性的なフォルムのシューズです。また、通常トウキャップはラバーを用いますが、本アイテムはカーフレザーを用いており上品な作りになっています。サイドZIPが施されており、着脱が容易な仕様です。

●シュータン裏にはヒールを履いたRICK OWENSの織りネームが施されています。

RICK OWENSのAW22テーマは、ストロボ ( STROBE )。

「私は中国に行ってこれが私のインスピレーションだ、と言うようなデザイナーではありません」。と前置きした上で、RICK OWENSはこう言いました。「でも、エジプトに行ったとき、あの形、あの美しい形 ( 神殿やお墓など遺跡や王冠などの遺物を指している ) があって、それをダン・フレイヴィン ( Dan Flavin / アメリカのミニマリズム美術家であり光の芸術家とも称される ) のヘルメットにしたら、とてもクールだろうと思ったんだ」。

-VOGUEより一部抜粋-

ショーにおいてのライティングもフラッシュを点滅させる事でアイテムのフォルムを際立たせる演出をしていました。

RICK OWENSとは

1961年11月18日生まれ。カリフォルニアにて育ち、その後ロサンゼルスに移住しました。アート・スクールにてファイン・アートを学び、ミシェル・ラミーの下でパタンナーを務め、その経験を活かしシグネチャーブランドを1997年に立ち上げました。2002年にニューヨークコレクションでデビューし、CFDAアワードでペリーエリス賞を受賞。2004AWよりパリにてコレクションを発表。2019年に敬愛する衣装デザイナーであるLarry Legaspiについて執筆を行い、その書籍は、ニューヨークを拠点とし主にアート書やファッション関連書を中心に手掛ける名門出版社「Rizzoli」から出版されました。

20220907