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stglitz×ELIMINATOR (ステーグリッツ×エリミネイター) - NEW DEFAULT VER.2 for ELIMINATOR BLACKの詳細画像1

NEW DEFAULT VER.2 for ELIMINATOR BLACK

2024 Spring and Summer Collection

  53,500 yen (Tax in)

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SS23シーズンから新しくセレクトに加えたシューズブランドのstglitz ( ステーグリッツ ) 。インラインのデザインをアップデートした別注仕様をELIMINATORのエクスクルーシブとして製作いただいていますが、今回はさらに使用するレザーを変更し、ディテールも一部変えたニューバージョンとなります。同ブランドを買い付けるに至ったまでの経緯を改めて以下に記しますので、共感いただけたら嬉しいです。

昨今、機能服が現代のニュースタンダードになりつつある世の中において、スニーカーも同様に本物の機能が備わっているブランドが評価されているように常々感じています。しかし、革靴においてはクラシックな価値観から脱却する事なく、むしろ質実剛健さを守りながら変わらないスタイルを続けている印象を同時に感じていました。これだけ世の中が利便性の方向に向かっている中で、革靴は何故進化しないのだろうか?見た目は変わらずとも履き心地の悪さを快適に向上させる事はできないのだろうか?そんな想いから「機能性のある革靴」をポイントにリサーチしていたところ、同じような考えを持ったブランドに出会ったのです。それがstglitzでした。デザイナーの森雅誠氏は2014年にドイツのベルリンに渡り、マイスターのもとでシューズ製作に携わった経験をお持ちです。そして帰国後、コレクションブランドのシューズ等を手掛ける靴メーカーに勤めながら、自身のブランド " stglitz " を2021年に立ち上げたばかり。彼の革靴は「見た目はクラシック、しかし履き心地はスニーカーのような快適さを」という点で共通したイメージを具現化していました。しかし、最初にサンプルを拝見した段階では履き心地がイメージしていた快適さに達しておらず、もっと踵やインソールのクッション性をプラスできないか?部分的にステッチを太番手にして男性靴としての印象を強められないか?シューレースを耐久性のあるケブラー素材へ変更できないか?等の実用性を強化するリクエストを投げ、それに対して柔軟に対応して頂き、改善案を汲んだコラボレーション仕様として完成した一足です。アッパーで使用しているレザーにつきましては、牛革の表面に薄く特殊なコーティング加工を施しており、多少の雨ならば問題ありません。一般的なレザーと比べ、汚れや埃も付着しにくく、アフターケアも軽く拭き取るだけで簡単に落とす事が可能。耐久性があり、上品な光沢感と重厚感のある男らしい印象のレザーにアップデートしています。今回はさらにヒールテープにリフレクター付きのものを採用。そしてヒール部分にさりげなく#4481のエンボス加工を施してもらいました。また、ソールはフラット型ではなく船底形状にする事で、一歩足を踏み出す際の返りを考慮し履き心地にも拘った作りになっています。とにかく一般的な革靴では味わえない足入れの良さを是非お試しいただきたいですね。オンオフ問わず、様々なスタイルやシチュエーションに合わせる事ができるレザーシューズだと思いますよ。今回も型はプレーンとギリーの2型をご用意致しました。どちらもモダンにアップデートされたシンプルなデザインですね。尚、生産は全て浅草の職人によって丁寧に仕上げられた日本製である点も特徴の一つとして挙げられます。革靴としてはトライし易い価格帯に設定されていますので、是非ご検討ください。

stglitz×ELIMINATOR公式通販 ステーグリッツ×エリミネイター正規取り扱い


『stglitz×ELIMINATOR』

" 機能性のある革靴 VER.2 "

革靴よりもカジュアルで、スニーカーよりもフォーマルな新しい選択肢の提案です。


2021年にスタートした " ワークとプレイに適応する靴 " を提案するフットウエアブランドstglitz ( ステーグリッツ ) とELIMINATORのコラボレーションのご紹介です。いずれも外観は革靴を意識していますが、履き心地に直結する内部はスニーカー的な設計・構造をしている点が魅力です。


●本アイテムはstglitzブランドのNEW DEFAULTモデルをアップデートしています。

●フォーマル/カジュアル、ワーク/プレイ。現代のクリエイターの様々なシチュエーションシーンに適応する為に設計された "new default = 新しい初期設定" としてのモデルです。

●元々スベリ部分 ( カカト部分 ) にはマイクロストッパー素材を使用しカカトのホールド感を向上させた作りでしたが、さらに履き易さを考慮しゴムから生成された発泡スポンジ素材を増量。クッション性を高めています。

●元々は一般的なシューレースでしたが、耐久性のあるケブラーコードに変更し、さらにアウトドアブランド等でも使用されるプラスチックパーツを採用。瞬時にシューレースを緩められ、締め上げることが可能です。これまで面倒であったリボン結びからの解放につながっています。

●インソールは厚めの低反発クッションへ変更し、地面からの振動を受けにくい仕様に改良。ストレスを軽減し履き易さを追求したスニーカー仕様にアップデートしています。

●ステッチは元々20番手の物を8番手の太番手に変更。ステッチ幅はワークブーツなどで採用されるピッチに変更する等、細部に渡り改良しELIMINATORのみの仕様としています。

●ヒールテープにリフレクター素材を採用しポイントとしています。

●アウトサイドのヒール部分に「#4481」のエンボス加工を施しています。4481とは、FROM MANCHESTER AND LONDON TO TOKYOを謳うELIMINATORが、UKと日本を繋ぎたいという想いを数字化したものとして2000年SHOP発足時に考案したものです。英国の国番号44と日本の国番号81を足した数字です。


レザーについて

ジャパンレザー

表革は特殊コーティング加工 ” holo-metal ( ホロメタル )” を施したステアレザー ( 牛革 ) です。holo-metal加工を施す事でリアルレザーありながら金属のような艶と強さを持ち合わせています。一般的な革よりも耐水性・防汚性・耐久性が高く様々なシーンに適応します。防水スプレーはシミになる可能性がありますので推奨していません。 裏革には高い通気性・耐摩耗性を有する豚革を使用しています。プロダクトに使用している革は、全て食肉として加工される過程で出る副産物であり革にならなければ捨てられてしまう物です。日本のタンナーがひとつひとつを丁寧な仕事で鞣し、『皮』を『革』にしています。" 素材の力 × デザインの力 " によって製品に変換することで廃棄される物に新しい価値を創出し、生産と生活をアップデートします。コーティングは少しずつ失われますが、徐々にリアルレザーの風合いに経年変化していきます。


アウトソールについて

アウトソールは張り替えも可能です。

アウトソールには高いグリップ性・耐久性を誇るドイツHexa4GRIP®社のHigh-GRIPソールを採用しています。High-GRIPソールは泥や石が詰まりにくく、舗装路のみならずオフロードでもしっかりとしたグリップ性を発揮し高い耐摩耗性が特徴です。

EN ISO 13287 ( 業務用安全靴の性能検査の中で特に条件が複雑な耐滑試験 ) に準拠した最高のテスト値を持ち、過酷で多様な地形に対応し、最適なパフォーマンスを発揮するソールです。

また、本コラボレート商品はソール形状をフラット型ではなく船底形状へと修正を加え、一歩足を踏み出す際の返りを考慮した作りにしています。


stglitz ( ステーグリッツ ) とは

2021年にスタートした " ワークとプレイに適応する靴 " を提案するフットウエアブランドです。ブランド名stglitz ( ステーグリッツ ) はデザイナー自身が靴製作修行中に滞在したドイツの街名が由来となっています。

下記はブランドオフィシャルリリースです。

コンセプトは " creative functionalism " 。

創造的でありながら機能的、機能的でありながら創造的。創造的 ( = 発散する ) と機能的 ( = 収斂する ) という形態において相反する2つの要素。その摩擦から生まれる新しい価値を素材・色調・構成によって表現します。

商品リリースの哲学として毎シーズンテーマを打ち出すのではなく、一貫したコンセプトの元にリリース毎に商品のレベルをアップデートしていきます。

世界各国でSDGs ( Sustainable Development Goals : 持続可能な開発目標 ) への取り組みが進む中、「local made, local support (ローカルメイド・ローカルサポート )」という理念を掲げ、積極的にアプローチしていきます。

日本の靴産業の中心地・浅草において、" made in japan " の尊い技術を継承しながら、環境・経済・社会が統合的に循環し、地域のパワーを最大限発揮されることを目指します。

日本の靴産業の中心地・浅草。革靴の生産量は日本一を誇り、ここにしかない伝統と色褪せない再評価されるべき技術が沢山あります。2020年は、日本の靴産業創設150周年でもありました。しかし、国内の靴製造は年々縮小し、コロナも追い討ちをかけ厳しい状況下で職人が活躍する場が失われています。

『より多くの方に日本製の靴を履いてもらいたい』。

『革靴よりもカジュアルで、スニーカーよりもフォーマルな新しい選択肢を提供したい』。という思いで、企画・開発・生産を一貫して日本国内で行い、職人の協力のもと『安価ではない』、適正価格でハイクオリティーな靴を世界に発信していきます。


デザイナー経歴

Designer : 森 雅誠 ( モリ・マサノリ )

服飾学校を修了後、アパレル関連に従事しながら浅草の靴職人に弟子入りし、靴作りをスタートしました。

2014年 単身ドイツ・ベルリンに渡り、マイスターの元で靴製作に携わりました。

2016年 帰国後、Comme des Garçons, sacai, doublet, Hender Scheme等を手がける東京の靴メーカーに勤務しました。

2021年 自身のブランド『stglitz | ステーグリッツ』をスタートしました。


受賞歴

2019年 日本シューズベストドレッサー賞 クラフト賞

2020年 特別企画『靴ミュージアム 日本の革靴150周年』 展示


20231212

FABRIC : UPPER ( leather ) , SOLE ( synthetic fiber , rubber )
COLOR : Black
COUNTRY OF ORIGIN : Japan

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