SAGITTAIRE A_ZIP BLOUSON_BEIGE2019 Spring and Summer Collection

160,920 yen (Tax in)96,552 yen (Tax in)

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SAGITTAIRE Aは2018年秋冬シーズンにデビュー。フランスをルーツとし、中国に拠点を置くクリエーティブ集団によるブランドです。その素性は明かされることなく、デザイナーの名前や性別は勿論のこと、何名で集団が構成されているのか全く情報が開示されません。何故に自分達の正体を謎に包んでいるかと言いますと、彼らは「クリエーションのプロセスの背景にある芸術性こそ真実」という点を伝えていきたいと考えているからなのだそうです。例えば世の中でとかくファッションニュースとして取り上げられる情報と言えば、名前ばかりのコラボレーションや、表層的な限定品など、実は中身の薄い話題がほとんど。本当の意味においてのクリエーションの素晴らしさや作り手のメッセージ性が語られる事はなく、ただネームバリューに踊らされている消費者の動向が目立っているように感じませんか。情報操作によって評価されてしまっているフェイクな事実が本当の真実だと思ってしまっている今の世の中に対する痛烈な批判を自らのメッセージとしています。本コレクションはこのジャケットに限らず全てのアイテムにおいて部分的に手作業が加えられているとの事。洋服の内側を見て頂くと縫い目に沿ってテクニカルウエアに見られるシームテープが貼られているのが分かります。丁寧な手仕事でないとできない作業ですね。ミリタリーデザインをベースとしているので、ハンドフィニッシュで所々に汚し加工が施されている点も男らしく感じます。肩巾や身巾が大きくゆったりとしたシルエットも特徴ですが、インサイドアウトにしたディテールデザイン、そしてアメリカ人哲学者であるヒラリー・パトナムの手記がプリントされたデザインもポイントとなっております。ヒラリー・パトナムをはじめとするコレクションのインスピレーション源は商品説明を是非ご覧ください。長い人生を懸けて遂行するプロジェクトと称しているが故、世界的に取り扱いを限定されているSAGITTAIRE A。是非、ご自身の目でお確かめください。
5月16日入荷商品

SAGITTAIRE A公式通販 サジタールA正規取扱店


新規取扱ブランドとなる、SAGITTAIRE A ( サジタール A ) からZIPブルゾンのご紹介です。

SAGITTAIRE A・・・( 射手座A ) 天の川銀河の中心にある強力な電波を放出する天体。太陽の400万倍の質量の超大質量ブラックホールと言われています。


SAGITTAIRE Aは18AWデビュー。ルーツをフランスとし拠点を中国に置くクリエーティブ集団によるプロジェクトネームです。チームはファッションだけではなく法学や経営学を専門として学んだ経歴のある者達によって構成されておりデザイナー名は非公表。この事は人に焦点をあてるのではなく ( デザイナー名やブランド名のみで単純に判断や評価される事を嫌う ) 、クリエーションのプロセスの背景にある芸術性がリアルであるという考えに基づいています。SAGITTAIRE AのスポークスマンであるRafael Jimenezは彼らについて「 独立した精神を持ち、しかも長期的にプロジェクト ( 18AWデビュー以前の10年間程ファッションビジネスに関してリサーチをし続けている経緯もあります ) を遂行している。SAGITTAIRE Aは人生をかけて行うライフタイムプロジェクトであり、本当に正しい事、そしてオリジナルの服を生み出したいと思っている」。と語ります。


SAGITTAIRE Aの19SSシーズンは、PREDICAMENT OF PUTNAM ( パトナムの苦境 ) と題しヒラリー・パトナム ( Hilary Putnam ) が1981年に発表した「 理性・真理・歴史 : 内在的実在論の展開 」に登場する水槽の脳という思想実験と、映画 「 The Truman Show 」をインスパイア源としています。


■ヒラリー・パトナム ( Hilary Putnam ):水槽の脳に関しまして

アメリカ人哲学者であるヒラリー・パトナムが1981年に発表した 「 理性・真理・歴史 : 内在的実在論の展開 」 に登場する思想実験が水槽の脳です。SAGITTAIRE A 19SSムービーの冒頭に登場する赤ちゃん人形を入れた容器に貼ったラベル名や19SSテーマ名にもあるPutnamは、同氏 ( ヒラリー・パトナム ) を指しています。そして本アイテムの他、SAGITTAIRE Aの19SSコレクションの多くの商品に施されている文字はパトナムの手記です。


水槽の脳は、自分が体験しているこの世界は実は水槽に浮かんだ脳が見ているバーチャルリアリティなのではないか、という思考実験です。ある科学者が人から脳を取り出し脳が死なないような成分の培養液で満たした水槽に入れる。脳の神経細胞を電極を通して脳波を操作できる高性能なコンピュータに繋ぐ。意識は脳の活動によって生じる為、水槽の脳はコンピュータの操作で通常の人と同じような意識が生じる。我々が現実に存在すると思っている世界は実はこのような水槽の中の脳が見ている仮想現実かもしれない。というものです。この思想実験によってパトナムは、知識や正当化は心に外在する要因に依存しており純粋に内的には決定されない。としており、私達の外界についての正当化されている思念が全て間違っている可能性を示唆しています。


■The Truman Showに関しまして

1998年公開のアメリカ映画です。市民として平凡に暮らすトゥルーマン。実はトゥルーマンの生活全てが、TV番組 「 トゥルーマン・ショー 」 として24時間ノンストップで生中継されていた、、、という異色作。妻などの家族や友人を含めた関わりのある人物、そしてこれまでの人生で起きた事象全てがフィクションであり、その事を知らないのはトゥルーマンのみという設定です。SAGITTAIRE A 19SSムービーの終盤に登場する、老人が階段を登り満足気な笑顔で深々とお辞儀をした後に扉を開け別の世界に向かおうとするシーンはトゥルーマン・ショーから引用しています。


上記の二つのインスパイア源は、現在のメディア社会において正しいクリエーションをしているブランドが正当に評価されず情報操作によってフェイクなブランドが評価されてしまっている事実がある現状のファッション業界に対しての痛烈な批判、そして権力等による情報操作と監視・管理社会が実際に存在しているにも関わらずその事を知らずに日々疑問を持たず生活してしまい情報に踊らせられ、さらに言えば自由意志の上で自身で選択していると思っていた行動までもが操作されている可能性があるかもしれないという事に気付いていない大衆への警告をする為のロジカルな引用だとしたならば、非常に意味深く大切なメッセージだと感じませんか。


本アイテムやその他多くのアイテムに見られるSAMPHRENIAという単語に関しまして

SAMPLEとSCHIZOPHRENIA ( 統合失調症 ) を足した造語です。滅多に人に会わず夜に行動する生活のほとんどを読書や研究・創作に費やすデザイナーは、コレクションに使用されるドローイングや写真製作も含め自分の手のみで一から全てを作り上げる18AWデビューコレクションのサンプル ( SAMPLE ) 製作に際し、コレクションの表現において何が正しいかを考えるあまり精神的にかなり追い詰められたそうです。18AWのインスパイア源とした映画 「 カッコーの巣の上で 」 に登場する人物がこの時のデザイナーの統合失調症 ( SCHIZOPHRENIA ) 的な精神状態そのものを表現しており18AWコレクションタイトル名がSAMPLEとSCHIZOPHRENIAを足した造語であるSAMPHRENIAになりました。尚、このSAMPHRENIAという造語は、同ブランド独自の表現を象徴するワードとして今シーズンのSS19コレクションに引き継がれ更に19AWコレクションにも登場します。


SAGITTAIRE Aの19SSショーに関しまして

プレゼンテーションはわずか二つの上映ホールしかないパリ市内のとある映画館で行われました。狭い受付を抜けてすぐの階段を降りた地下の上映ホールでは約20分という長尺の映像が上映され上映終了後、招待客が席を立ってグラウンドフロアにある地下のものより少し大きい上映ホールへ移動します。全員が移動し終わる頃すぐにモデルを使ったプレゼンテーションが行われました。つまりは映像上映とモデルが登場する二部構成でした。この事は本来、立体造形物であるクリエーション ( 洋服 ) 自体が評価されるべき対象であるにも関わらず、現実は画面上に平面的に表示された画像のみが評価の対象となり、もっと言えばこのような状況が蔓延する事で発生するディテールの作り込みが無視されビジュアルの強烈さのみが際立って強調されたデザインが世間一般に受けるという時代性への批判的な姿勢の表れであるのかもしれません。何故ならばSAGITTAIRE Aチームは、製作のプロセス全てに手仕事的芸術性が宿るべきだと信じているからです。

FABRIC : BODY ( Cotton100% ) , OTHER ( Silk100% )
COLOR : Beige
COUNTRY OF ORIGIN : China

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