ANARCHY AND VICTORY
10.04.2014

[PETER DE POTTER作成のフィルム]

FRED PERRY BLANK CANVAS COLLECTION
FRED PERRY×JAMIE REID
2014 SPRING SUMMER

日本を代表するジャーナリストが言いました。

「 PUNKはいつ振り返ってみても発見がある 」。

ELIMINATORとして、今、現在において 「 PUNK万歳 」 と言いたい訳ではありません。
しかし、数十年経過した今日でもイデオロギーに疑問を投げかけ、新たな価値観を創造する起爆剤としての役割を担い、デザインの世界のみならず様々な分野で、はたまた人生哲学にさえ影響を与え続けているカルチャーであった事は紛れもない事実です。

その偉大なPUNKムーブメントのイメージを創り上げた人物がいます。

自らをシチュアシオニスト ( 状況主義者 ) とするUKのアーティスト、ジェイミー・リードです。

氏はRansom Note ( 脅迫状 ) スタイルを用いた衝撃的なアートワークを己の個性として、パンクムーブメントを世界規模で知らしめたのです。

< 今期、JAMIE REIDとFRED PERRYがコラボレートし、3種の特別なPOLOシャツをリリース致します。本コラボは国内ではELIMINATORを含む、4店舗のみの店舗限定展開となっております >

ジェイミー・リードは、アートはストリートから始まるべきであり、ストリート上で表現されるべきであると考えており、シチュアシオニスト ( 状況主義者 ) としての表現は過激で、ある種の危険性を帯びた作品が主流です。その為すべての人にとって決して快いものではありませんでした。

注)シチュアシオニスト ( 状況主義者 ) :落書きやビラなど自律的なメディアを利用しながら自分たちの生活を再デザインし、メディアに奪われた都市生活を自らの手に奪還することを主張 ( 毛利嘉孝氏東京芸大准教授=マルコム・マクラーレンの死を悼むより )

しかしながら、たとえ眉間にしわをよせられ続けられたとしてもパンクというものは日常の生活に密着したものであり、民衆が社会から受けている圧力に対しての心の叫びを代弁するものとして存在し、今もなお大勢の人々に支持され続けています。

そんなカルチャーが存在していた事をお伝えする為に本コレクションをみなさまにご提案致します。

時代が変わっても本物のカルチャーは生き続け、決して無くならないという証が宿っているからです。